Go to content Go to navigation Go to search Change language
-
Select language
- Plan / Information (Français)
- Plan guide accessibilité
- Plan / Information (English)
- Plan for visitors with mobility impairments
- Mapa / Informação
- Mappa/ Informazioni
- Plan / Information (Deutsch)
- 見取り図/館内のご案内
- Plano / Información
- 卢浮宫博物馆导游图
- план / информация (Русский)
- 루브르 박물관 관람 안내
- مخطط الزيارة\ المعلومات
- Plan / informacja (polski)
使命とプロジェクト 未来へ向かう古の美術館、ルーヴル
啓蒙の世紀とフランス革命を継承するルーヴル美術館は、「美術館の中の美術館」として早くから衆目の一致するところとなりました。そして、現在もモデルであり参考であり続けています。ルーヴルのコレクションは、ヨーロッパからアメリカ大陸、そしてインド、中国の国境地帯に及ぶ地域からの作品から成り、その時間軸は数千年紀にも広がります。
- 2009年09月
1793年に世界的な美術館としてその扉を開いて以降、モナ・リザやミロのヴィーナス、サモトラケのニケなど、世界中で愛されるイコンとしての作品により際立つ比類ない豊かなコレクションを通して、ルーヴルは人類の歩む長い道のりを賛美してきました・・・
「美術館の中の美術館」、ルーヴル
ルーヴルは、世界で唯一のコレクションにより、過去と現在の間で常に繰り広げられる対話の場となります。そして世界中から訪れる数百万の来館者にとって、ルーヴルは、学び、発見し、堪能する場であります。かつて王宮であったルーヴルは、フランスの歴史とともに歩んできました。そして革命の精神を受け継いだルーヴルは、エミール・ゾラの言葉を借りるなら、「時代にあった」存在であり続けるために、絶え間なく変化し続け、刷新し続け、影響を与え続け、最も新しいものに絶えず敏感であり続けています。
絶えず変化するこの遺産は、研究し、保全し、継承していこうとする多くの人たちが長い時間を通して守ってきました。ルーヴルはこうして、美術にかかわるすべての仕事を伝承する唯一の機関となったのです。街にそして世界に開かれた生活の場であり、創造の場であるルーヴルは、ここを訪れる人々と、ここで創造する人々の想像をかきたて続けます。そして「読むことを学ぶ本」であり続けたいと思っています。この本により、私たちは「すべてを理解し、すべてを愛す」(セザンヌ)ことができるのです。
全世界的な美術館、ルーヴル
そのコレクションの多様さからも、年間850万を数える来館者の国籍の多様さからも、そしてフランスだけでなく、世界中の人々がルーヴルの作品を鑑賞することができるよう常に願う気持ちからも、ルーヴル美術館は世界的な美術館であります。そのためには、より良い環境でのパブリックの受け入れが、自ずと必要になってきます。しかしそれ以上に、美術作品への文化的なアクセスを容易にする、つまり作品に対するそれぞれの理解や知識を深め、作品に対し親しみをもてるようにしなくてはなりません。そこで私たちは、情報の多様化と諸外国語での提供、教育アプローチの展開、さらにルーヴルを恵まれない環境にいる方や障害をお持ちの方などにむけてさらに開くことなどに取り組んでいます。
フランスの中のルーヴル
ルーヴル美術館とルーヴルの付属機関(ウジェーヌ・ドラクロワ美術館とチュイルリー公園)は、国内外からの来館者の最善の受け入れに常に取り組んでいます。美術館としてその扉を開いた日からルーヴルが負っている「世界中の人々へ」という使命を刷新するため、私たちはパリの外へと赴くのです。
フランス国内では、地方の美術館との密な関係における「館外の展覧会」の企画や、作品の寄託に力を入れています。主要なプロジェクトのひとつとして、パ・ドゥ・カレ地方との提携による「ルーヴル・ランス別館」の創設があり、2012年にオープンを予定しています。ルーヴル・ランス別館では、建築のコンセプトが、日本の建築チームSANAAに委ねられました。このランス別館は、半常設展示と野心的な企画展プログラムで、革新的な方法を用い国立コレクションを展示することを目指しています。
世界の中のルーヴル
「全ての人に開かれた美術館」という理念は、フランスの外へと向かいます。ルーヴルは、文化外交において、益々大きな役割を演じています。そして、世紀を通して、世界的な特性を活かしながら、文化と文明の対話に貢献しています。
この世界に向けて扉を開くということは、世界各地(アメリカ、日本、サウジアラビア、中国、韓国、オーストラリア、シンガポール、オマーン国、カナダ、ヨーロッパ)での展覧会の開催により具現化されました。2008年と2009年の2年間だけでも、ルーヴルは16の国で展覧会を開き、650万人の来場者を集めました。
また、パートナーシップに関する活発な取り組みを挙げることができます。私たちは、ルーヴルのコレクションに深く関係した様々な国や機関とパートナーシップを結んでいます。例えば、ルーヴルが所有する作品が生まれた国(シリアやエジプト、イランなど)とのパートナーシップを新たに強化しました。また、私たちのコレクションが、地理的にカバーしていない、あるいは非常に少ない地域からの作品を豊かなものにするために、新しい地にもパートナーシップを築きました。特にアメリカ美術、スラブ美術、スーダン美術、中央アジア美術がそのケースです。数年前より、ルーヴルは、作品の新規取得や展覧会に関する方針を通して、さらに文化的、学術的な協力契約を媒体として、この欠けている部分を埋める努力をしているのです。
ルーヴル、美術にかかわる仕事の伝承機関
ルーヴルは、美術に関する職業の「コンセルヴァトワール」であるとも言えるでしょう。その専門的な能力が、世界中からますます求められているのです。
ここまでで述べてきた理由から、ルーヴルは、国際的な活動を強化し、新しい強力関係の形を作るよう取り組んできました。外国においては、私たちは「パートナーシップ」の原理を強く意識しています。つまり、分館を作るのではなく、パートナー関係を結ぶのです。私たちのすべての活動は、現地の文化機関との密な関係において行われています。
ルーヴルは、美術館改革への援助や専門的な能力の伝播(シリア、エジプト、スーダン、エクアドルなど)や、学術協力、外国の研究家の受け入れ(イエメン、リビア)、考古学調査発掘(スーダン、イラン、エジプト、シリアなど)など、いろいろな形での支援を提供しています。
同様に、2006年から2009年に行われたアトランタのハイミュージアムなど画期的な形での新しい協力関係が成功を収めました。日本では、経験的な最新鋭のテクノロジーを使ったツールは、美術に最善の理解をもたらすことができるのかを実証するという実験的なプロジェクト「ミュージアムラボ」が、2006 年末から行われています。
こうした国際的なパートナーシップの中に、その性質からもその規模からも比類のない「ルーヴル・アブダビ」プロジェクトが挙げられます。2007年3月6 日に署名がされたフランスとアラブ首長国連邦との政府間協定により「ルーヴル・アブダビ」の創設が決まりました。これにより、ルーヴルとフランス国立美術館が数世紀をかけて培った経験とノウハウと、アラブ首長国連邦のダイナミズムを連携させながら、画期的でオリジナルで新しい美術館を作ることができるのです。フランス人建築家のジャン・ヌーベル氏が担当したアラブ建築に想を得た荘厳な建物となる美術館は、2013年にオープンが予定されています。
ルーヴル、21世紀に根づいた美術館
ルーヴルのコレクションは、1848年までのものとしていますが、ルーヴルは過去の遺物ではありません。1989年に行われた「大ルーヴル計画」の際、展示スペースを2倍にして以来、ルーヴルは常に進化を続けています。たとえば、ルーヴルは、現実の美術館を補完するバーチャルな美術館として、革新的で高性能なウェブサイトを運営しています。
ルーヴルはまた、企画展という形で、あるいはルーヴル宮の中に残る永久的な形で、現代アートにもその扉を開いています。こうして過去の巨匠たちと今日のアーティストたちの間で繰り広げられる対話を保ち続けているのです。 2009年、「大ルーヴル計画」とピラミッドは20歳を祝いました。ルーヴルは新しい建築、美術作品の新しい展示法、新しい教育に取り組んでおり、新しい展示スペースを作り、必要があれば展示室を改装しています。ルーヴルの大プロジェクトのひとつとして、ヴィスコンティの中庭に、イスラム美術部門の素晴らしいコレクションを展示するスペースが作られます。この建設は、アル・ワリード王子とモロッコのムハンマド6世の寛大なメセナにより実現しました。建築家リュディ・リコッティ氏が設計したこの新しい展示スペースは、2012年にオープンを予定しています。
また、「ルーヴル・アトランタ」プロジェクトにより、美術工芸品において、最も重要で最も美しいコレクションのひとつである18世紀の美術工芸品コレクションの展示室の改装を行います。装飾家ジャック・ガルシア氏のプランによる新しい展示は、2012年よりご覧いただけます。
使命と目標を達成するための資金を作り出していくために、ルーヴル美術館は、運営と財政方法を根底から刷新しました。2003年、ルーヴルは、フランスで初めての美術館として、政府からの援助と達成すべき目標を3年単位で定める契約を政府と結び、より大きな自立を獲得しました。ルーヴルはこれと並行して、メセナ(個人、企業、財団)に関する活発な方針を定め、財源の確保、発展に取り組んでいます。このメセナにより、展覧会、国宝の取得、展示室の改装など、多数のプロジェクトを実現することができるのです。ヤングメセナサークル、ルーヴル企業メンバーサークル、クレッサン・サークルなど、メセナのサークルも複数作りました。また、外国にもAmerican Friends of the Louvreとインターナショナル・サークルがあります。2009年には、美術館発展の大プロジェクトを長期的に支援することを目的とし、支援基金(endowment fundをモデルにした)を創設しました。この基金は、文化的、学術的使命の実現を約束し、文化遺産の保管、文化プログラムの実行、コレクションの拡充、研究の発展、パブリックに関する新しい方針など、様々なプロジェクトの実現を助けます。
私が皆さんに発見していただきたいのは、この巨大で親密な千の顔をもつ美術館なのです。
ジャン=リュック・マルティネズ、ルーヴル美術館館長
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
