Go to content Go to navigation Go to search Change language

ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術

コレクションと学芸部門 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門

古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門は、ギリシア、エトルリア、ローマという3つの文明の作品を収めています。そのコレクションは、ギリシア、イタリア、地中海沿岸地域全体まで、新石器時代の紀元前4千年から紀元後6世紀までと、地理的、歴史的に非常に広い範囲の芸術活動を私たちに見せてくれます。

リストに戻る

1793年、絵画部門と、現在の古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門の前身である古代美術部門という、最初の美術部門がルーヴルに誕生します。この後、他の考古学部門がいくつか作られましたが、古代美術部門は、ギリシア・ローマの地中海世界の考古学コレクションに加え、17世紀と18世紀に装飾として使われていた古代の彫刻作品も収めていたため、2つの性質をあわせもつコレクションであったという点において、その他の考古学部門と一線を画していました。

コレクションの形成

1793年に創設された古代美術部門は、革命期の接収品により豊かになった旧王室コレクションで構成されました。部門は1800年、アンヌ・ドートリッシュの夏の居室に入りました。1807年には、ボルゲーゼ・コレクションから大理石の作品500点以上を購入しました。この

購入により、王のパヴィリオン1階のカリアティードの間と、王妃の冬の居室が改装されました。

1815年に作品の再編成が行われると、最初の「古代美術の番人」、ヴィスコンティ(1751-1818年)は、作品の新規取得に活発に取り組みました。1821年には、リヴィエール侯爵がルイ18世に贈った《ミロのヴィーナス》がコレクションに加わります。主に大理石の作品で構成されるコレクションは、トション・コレクションの購入(1818年)やデュラン・コレクションの購入(1825年と1836年)により取得した考古学的作品でさらに豊かになりました。これにより、1827年、宮殿の2階部分にシャルル10世美術館が創設されました。1861年には、カンパーナ・コレクションを購入します。中でも、壺のコレクションは、クール・カレの南翼2階、シャルル10世美術館と平行するギャラリーに展示されました。

19世紀後半になると、考古学調査団が、北アフリカやオスマン帝国から出土した数多くの作品をルーヴルにもたらしました。1863年にシャンポワゾが発見した《サモトラケのニケ》は、1884年からダリュの階段の頂上に展示されています。《サモスのコレー》、《騎士の頭部》、《オーセールの婦人》などのアルカイック時代のギリシア彫刻や、ボイオティアの《タナグラ》も、この頃発見されています。

20世紀初頭には、部門の一大再編成が計画され、徐々に実行に移されていきました。ナポレオンが遺した彫刻美術館は、1934年に解体され、作品は時代別に分類されました。

古代ギリシア美術にあてられたセクションは、1階部分の王妃の冬の居室とディアナの間、カリアティードの間で彫刻作品中心に展開されました。古代ローマ美術を巡るセクションは、アンヌ・ドートリシュの夏の居室の周辺に展開されました。

第二次世界大戦が終わると、2階部分には、ブロンズ作品の展示室として旧ラ・カーズ展示室が、古代エトルリア美術の展示室としてアンリ2世の間が、古代ローマの銀器の至宝とフレスコ画の展示室として宝飾品の間が開かれました。

現在のミュゼオグラフィー:2011年のコレクション再編成

コレクション再編成の大計画が1980年に着手され、現在の展示状況となりました。古代エトルリア美術コレクションは、1階のスフィンクスの中庭と小ギャラリーの間に、古代ローマの彫刻作品は、小ギャラリー内と旧オーギュストの間に展示されています。

ルーヴルのピラミッドがオープンすると、1990年代にはコレクションの新しい編成が計画されます。再編成の第1段階は、古代ギリシア美術コレクションと2階部分の展示室が対象となりました(1997-2010年)。

ギリシア碑文のギャラリー、厳格様式の作品展示室、《サモトラケのニケ》の階段下のオリンピア神殿をテーマとした新しい展示室で補完されるギリシア先史時代のギャラリーが1997年にオープンしたことにより、部門の新しい玄関口を作ることができました。ここでは、あらゆる材質と技術を織り交ぜ作品を紹介しています。

同年、ダリュのギャラリーと2階部分が改装されました。アンリ2世の間は、銀器の至宝の展示室に、旧宝飾品の展示室はガラス作品の展示室になりました。また、古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門は、旧シャルル10世美術館のスペースの半分を得て、ここを小像と浮彫りのテラコッタの展示室とし、カンパーナ・ギャラリーをブロンズ作品の展示室としました。

2004年、調馬の間のオープンの後には、パルテノンの大理石作品を展示するため、2006年にディアナの間が改装されました。2010年7月に、《ミロのヴィーナス》を展示するクラシック美術とヘレニズム美術の展示室がオープンし、古代ギリシア美術の展示の再編成計画が完了しました。王のパヴィリオンの1階部分にあるこのスペースは、かつては王家の住居であった10室からなる2つの回廊で、カリアティードの間へと続きます。

こうして1997年に始まった古代ギリシア美術の時代順の見学コースの構想が実現、完成しました。

2013-16年には、スフィンクスの中庭周辺の古代ローマ美術に充てられた展示室の改装が予定されています。また、《ミロのヴィーナス》の上にあたる部分、王の昔の寝室であった2階の七暖炉の間などを合わせ、古代イタリアと古代エトルリア美術の新しい見学コースの作成を計画しています。

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

チケットを購入する