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コレクションと学芸部門 絵画部門

絵画部門は13世紀から1848年に至るまでのヨーロッパ絵画のあらゆる流派を代表する作品群によって、ルーヴル美術館の百科にわたる規模を反映しています。各々のコレクションの研究とその展示配置は、著名な専門家から成る12人の学芸員に委ねられています。

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コレクションの歴史

絵画部門の起源は、イタリアの宮殿に存在したような絵画の間をフォンテーヌブロー城に作ろうとしたフランソワ1世の意志にまで遡る。こうして王は、イタリアの巨匠(ミケランジェロ、ラファエッロ)の傑作を取得し、更には数人の芸術家(レオナルド・ダ・ヴィンチ、ロッソ、またはプリマティッチオ)を自らの宮廷に招聘した。君主から君主へと受け継がれた王家のコレクションは、各時代の流行や嗜好に基づいて名立たる取得を繰り返しながら拡大の一途を辿っており、その中にはルイ14世によって獲得された銀行家ヤーバッハのコレクションも含まれている。ルイ14世統治下でイタリア芸術のコレクションが他に例を見ないほどに拡張され、ルイ15世の下ではスペイン絵画(ムリーリョ)やフランス絵画の連作(ル・シュウール)が収蔵された。一方で北方絵画は、17世紀からとりわけ18世紀において徐々に収蔵されている。
これらのコレクションは、1793年にルーヴル宮殿の中に開設された博物館における最初のコレクションを構成することになる。19世紀に渡って、フランス革命時の接収作品やボナパルト将軍による芸術押収作品、その他個人コレクション(カンパーナ侯爵コレクション)の購入やサロン展示作品の購入、寄贈作品(1869年のラ・カーズ博士コレクション)などによって、絵画部門はより一層充実された。
1986年のオルセー美術館の開館によって、新たな局面が迎えられ、両美術館におけるコレクションの分配によって、1848年の革命という年代の柵が確立された。こうしてクールベや印象派の画家たちはルーヴルを離れ、オルセー駅の美術館へと移されたのである。

寄贈者たち

寄贈者およびメセナ(文芸庇護者)は、1世紀前に設立され、その貴重な価値もしくは比類なき遺産が特徴的な全ての年代と国に及ぶ数多くの作品をこれまでに美術館のために取得したルーヴル友の会を筆頭に、美術館の歴史と活動においてとりわけ重要な位置を占めている。
一方で、ラ・カーズ、モロー=ネラトン、ロスチャイルド、更に近年におけるレーム、カウフマン、シュラーゲターといった複数に登る寄贈者たちの存在は、各々の時代や画家の再発見やコレクションの歴史と密接に繋がっている。例としてラ・カーズ・コレクションは、18世紀作品の新しい傾向を美術館に最初にもたらし、レームの寄贈はそれまでの 18世紀イタリア絵画の空白を近年に補うに至った。数々の重要な寄贈の中でも、作品の旧所蔵者の意志を受け継いで、三つのコレクションがそのままの形でまとめて展示されている。クール・カレ(方形の中庭)の3階に展示されているカルロス・デ・ベイステギによって収集され1942年に寄贈された肖像画のコレクションと、1930年にルイ・ド・クロワ王女から寄贈された彼女の父親エピーヌ伯によるオランダ絵画のコレクション、そして1961年にヴィクトール・リヨンから遺贈された古代および印象派絵画で構成された異質のコレクションである。
企業や大規模な金融団体といった現代の芸術庇護団体も、絵画部門にとっては重要な存在である。さらに、個人からの寄贈は、今まで世に埋もれていた稀少な画家の作品の収蔵と同時に、絵画部門に特異性をもたらしてくれるものである。

展示の歴史

絵画部門はイタリア絵画およびスペイン絵画がドノン翼の2階部分を、フランス絵画と北方絵画がリシュリュー翼とクール・カレの3階を各々年代順に展示する形で占めている。
現在の展示形態は、ルーヴル宮殿内のコレクションの三世紀に渡る配置転換の結果生まれたものである。当初絵画ギャラリーはグランド・ギャラリーと方形サロンに設置されていた。その後次第に、18世紀には複数の芸術家が実際に居住していた場所でもあるクール・カレの周囲に展示室を広げていった。すなわち18世紀絵画の幾つかの作品は、実際に作品が生まれた場所から数メートルほどのところに展示されていたことになる。居住者の中には、ヴーエ、ル・ブラン、フラゴナール、ダヴィッドらの名前が挙げられる。
ユベール・ロベールといった芸術家による展示室の光景を描いた作品の連作は、展示形態の発展を知る機会を与えてくれる。豪華で密集したものから18-19世紀には徐々に空間を取り入れた合理的な展示になり、更に20世紀には美術史と流派や画家に関連する新たな資料の発展を反映するようになった。
美術館の異なる装飾は、三世紀に渡ってフランスで制作された装飾の歴史を構成している。アンヌ・ドートリッシュの夏の間のロマネッリの天井画、19世紀(デュシャテルの間)と20世紀(アンリ2世の間の天井に描かれたブラックによる《鳥》)の美術館のために特別に制作された部分まで、それらは絵画愛好家が見出すことが出来る本来の場所に留まったままの例外的な作品と言える。

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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