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作品 《クリオ、エウテルペー、ターリア》

絵画部門 : フランス絵画

《クリオ、エウテルペー、ターリア》

© 2007 Musée du Louvre / Angèle Dequier

絵画
フランス絵画

執筆:
Pomarède Vincent

歴史を司るムーサ(女神)クリオが、人類の偉業を讚えるトランペットとその偉業を記した本を手にしている。花冠をつけた音楽の女神エウテルペーはフルートを奏でている。喜劇の女神ターリアは、演劇を象徴する仮面を手にしている。

イタリア・マニエリスムの称賛

場面は写実的で親しみやすい見事な風景の中に描かれており、3人の女神たちが中央に配されている。ここで三人のムーサの衣裳に施された黄色、バラ色、青色といった色彩は言うまでもなく洗練されており、葉の緑色と空の灰色がかった青色に呼応している。ル・シュウールはここにイタリア・マニエリスム絵画への敬意を表しているのだ。

芸術創造のテーマ

9人のムーサたちは、神話の中に登場するゼウスとムネモシュネ(記憶の女神)との間に生まれた娘たちで、それぞれ芸術創造の異なるテーマを象徴している。クリオは歴史、エウテルペーは音楽、ターリアは喜劇、メルポメネが悲劇、テルプシコレは舞踏、エラトは哀歌、ポリュヒュムニアが叙情詩、ウラニアは天文、そしてカリオペが叙事詩と雄弁術である。女神たちを先導するのがアポロンで、彼が女神の創造に霊感を与える。もう一枚の絵《メルポメネ、エラト、ポリュヒュムニア》は本作の対作品であり、ランベール邸館のいわゆる「ムーサの間」の装飾には、《ウラニア》、《テルプシコレ》、《カリオペ》を一人ずつ描いたものも含まれていた。さらに「ムーサの間」の天井は、アポロンに太陽の凱旋車を駆る許しを乞うファエトンを描いた場面で飾られていた。

ランベール邸館

色彩豊かで優美なこの作品は、ル・シュウールが1650年頃に制作した他の4点の絵画と共に、会計検査院長であったランベール・ド・トリニーの邸宅にある「ムーサの間」を飾っており、とりわけル・シュウールはランベールのために数多くの作品を制作した。ル・ヴォーによってサン=ルイ島に建造されたこの邸館には、多数の装飾が施され、ル・シュウールは「ムーサの間」を飾るこの連作の他にも、「アモルの部屋」のための有名な一連の装飾を手がけている。「ムーサの間」と「アモルの部屋」は、1776年にダンジヴィレール伯爵によって倒壊の難から逃れ、王室コレクションに収蔵された。

作品データ

  • ウスタッシュ・ル・シュウール

    《クリオ、エウテルペー、ターリア》

    1652-1655年頃

  • 油彩、板

    縦1.30 m、横1.30 m

  • パリ、ランベール邸館のムーサの間の羽目板装飾。ルイ16世コレクション(1776年取得)

    INV. 8057

  • 絵画

    リシュリュー翼
    3階
    今月の絵画
    展示室17

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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