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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《シャルトル大聖堂》

《シャルトル大聖堂》

© 2001 RMN / Gérard Blot

絵画
フランス絵画

執筆:
Pomarède Vincent

コローは「ロマン派の画家のように、ゴシック建築の傑作に夢中になっていた。この好みゆえに、彼はシャルトルを描いたのだ」と蒐集家エティエンヌ・モロー=ネラトンは語っている。この絵は、コローがパリを逃れていた1830年の革命の最中に制作された。

風変わりなフレーミング

コローの初期の傑作の一つである《シャルトル大聖堂》は、画家が1830年にイタリア旅行から戻った数ヶ月後に制作された。イタリアの陽光に未だ包まれたこの作品は、明るい色彩と際立った視覚的な客観性をもって描かれており、画面の配置は完璧で堅固に構成されている。コローの建築に対する関心は明らかであるが、前景に丘と積み上げられた小岩を描くという風変わりなフレーミングが選ばれている。1830年に実際の景観の写生に基づいて部分的に制作されたこの作品は、42年後にコローによって大きな修正が加えられており、画家は作品を新しい画布に移し換えた際に画布を拡大し、構図の左下に見られる小さな人物像を描き加えている。

不均衡

この画面構成は見る者を一目で驚かせる。三本の木、敷石、家並みの見える「空地」が、聖堂の巨大な身廊と尖塔と対照を成している。尖塔を隠すと建造物は画面全体に溶け込むのだが、そうでなければ全体の均衡は安定しない。この点について1872年にコロー自身も批判しており、前景の岩塊の上に座る少年を描き加えることによって改善を試みている。

作品データ

  • ジャン=バティスト・カミーユ・コロー

    《シャルトル大聖堂》

    1830年、1872年に加筆

  • 油彩、カンヴァス

    縦64 cm、横51.5 cm

  • 1906年、エティエンヌ・モロー=ネラトンによる寄贈

    R.F. 1614

  • 絵画

    シュリー翼
    3階
    モロー=ネラトン・コレクション
    展示室69

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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