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《ディアナの供》

© 2011 Musée du Louvre / Thierry Ollivier

彫刻
17-18世紀のフランス

執筆:
Montalbetti Valérie

この犬を従えた狩猟のニンフは軽やかでダイナミックなシルエットで腕を持ち上げている。以前はその腕に鳥がとまっていた。この像は、ルイ14世時代末期の優秀な彫刻家に王室建築局が1697年から数回に分けて注文をしたディアナの供の一群に属す。当時結局全部は集まらなかったもので、今日は散逸してしまっている。ニンフ達はアンセルム・フラマンが1694年に制作したディアナ(ルーヴル美術館)の周りに集まっていた。女神は三日月を中央に戴いたディアデーマを頭につけているので区別できる。フラマンは少なくとも他に2体のニンフ像を制作しており、その2体は現在ヴェルサイユの「円屋根の木立ち」に置かれている1696年制作の《カリスト》と《カイオの狩猟の供》(消失、デッサンにより知られる)である。

ニンフの一群

この犬を従えた狩猟のニンフは軽やかでダイナミックなシルエットで腕を持ち上げている。以前はその腕に鳥がとまっていた。この像は、ルイ14世時代末期の優秀な彫刻家に王室建築局が1697年から数回に分けて注文をしたディアナの供の一群に属す。当時結局全部は集まらなかったもので、今日は散逸してしまっている。ニンフ達はアンセルム・フラマンが1694年に制作したディアナ(ルーヴル美術館)の周りに集まっていた。女神は三日月を中央に戴いたディアデーマを頭につけているので区別できる。フラマンは少なくとも他に2体のニンフ像を制作しており、その2体は現在ヴェルサイユの「円屋根の木立ち」に置かれている1696年制作の《カリスト》と《カイオの狩猟の供》(消失、デッサンにより知られる)である。

ロカイユ美術の快活さ

これらの供の像は、ルネッサンス期にイタリアから運ばれた有名な古代彫刻《牝鹿のディアナ》から想を得ている。しかしこれらの彫像はリズムやシルエットの軽さ、布襞の陽気な戯れや快活な表情に特徴づけられ、18世紀初期に生まれたロカイユ美術と呼ばれるリズム感のある優雅な装飾的な美術に属する。静止しているとはいえフラマンのニンフは非常に活気づいている。体の重みを支える突き出た前脚に爪先立ちの折り曲がった後脚、そして後ろに回された左腕、これらの手足の態度は飛翔が突然止められたかのようである。短いチュニックの濡れたドレープがすらりとしたシルエットを強調する。繊細で柔軟なプリーツは風にそよいでいるようでもあるし、急に動きを止められたようでもある。持ち上げた腕が袖の布を滑らせる。口を開けてニンフの側で跳ね上がる犬は、陽気に飛び跳ねるようである。

マルリーの中庭の美しい作品群

1710年から1714年にかけて制作された《供》は革命まで(類似した大多数の彫刻例に反して)マルリーに置かれた。1801年から1877年まではマルメゾンの城のファサードを飾り、その後ルーヴルに所蔵された。1884年からはヴェルサイユの庭園の「王妃の木立ち」の中に置かれ、そして「鏡の間」、その後1997年にルーヴルに戻った。マルリーの中庭では、同じ彫刻家の手による《ディアナ》を、ルネ・フレマンとシモン・マジエールの《供》達の横でエスコートしている。

出典

- BEAULIEU Michèle, « La Diane d’Anselme Flamen et ses compagnes », in Revue du Louvre, 1973, n°2, pp. 83-88.

- SOUCHAL François, « Anselme Flamen, natif de Saint-Omer, sculpteur du roi », IN GBA, février 1978, p. 49-71 : sur Diane et ses compagnes, pp.62-65.

- ROSASCO Betsy-Jean, The Sculptures of the Château of Marly during the Reign of Louis XIV, New York University, 1980, tome 2, pp.432-434.

作品データ

  • アンセルム・フラマン、サン・トメール、1647年-パリ、1717年

    《ディアナの供》

    1710—1714年

    1710—1714年マルリーの中庭1800—1877年マルメゾン、1884—1997年ヴェルサイユ

  • 大理石

    高さ1.93m、幅0.62m奥行き0.60m

  • 1877年メルメゾン由来

    R.F. 267

  • 彫刻

    リシュリュー翼
    地上階
    マルリーの中庭
    中庭

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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