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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《ディアナの水浴》
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《ディアナの水浴》
© 2007 Musée du Louvre / Angèle Dequier
絵画
フランス絵画
狩猟を終えた女神ディアナが休息を取っているところで、一人のニンフが女神の慣例の身づくろいを手伝っている。この絵は、神話的な主題を口実に、女性の裸体を賛美したものである。洗練されたデッサン、輝くばかりの肉体、しなやかなタッチと明るい色彩が作家の円熟ぶりを物語っている。
不遇の終焉
1742年に制作され、サロンに発表されたこの裸婦像は、1852年にルーヴル美術館に収蔵された。19世紀初頭以降ルーヴルに収蔵されたブーシェの最初の作品で、これにより、革命家からあまりに軽薄な絵画とみなされて姿を消していた、ブーシェの作品の長きに渡る不遇に終止符が打たれたのである。
おそらく1742年のサロンに展示されたと思われる《ディアナの水浴》は、美術愛好家の蒐集室向けに制作された小型の絵画連作の一つである。
きわめて官能的なディアナの図像表現
ディアナは18世紀フランス絵画の中に頻繁に登場する。フランソワ・ブーシェは、ディアナの頑強で意志の強い女の狩人としての性格を拭い去っている。髪に付けられた、月との関連性を物語る金色の三日月や、側に置かれた箙(えびら)と仕留められた獲物といった伝統的な持物(じもつ)によって女神だと分かるものの、この女神は何よりもまず乳白色の肌、小さくぽってりとした顔と丸みのある豊満な肉体といった、ルイ15世の治世下で流行した独特な特徴をあわせ持っている。女神はその処女性ゆえにあらゆる悪意から遠ざけられ、色恋の経験が浅い少女のように、恥じらいなく大胆に裸体を見せている。
裸婦の賛美
ブーシェはとりわけ人体と自然の間に確立される関係に関心を抱いている。衣襞の強烈な青色に、肉体のみずみずしいバラ色と、風景の繊細な緑色が呼応している。ここでは女性の裸体が特に繊細に仕上げられており、画面の左側から差し込む光を全面に受けて、モデリングを施された身体は、豊かな官能性に溢れている。
作品データ
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フランソワ・ブーシェ
《ディアナの水浴》
1742年
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油彩、カンヴァス
縦57 cm、横 73 cm
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1852年取得
INV. 2712
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シュリー翼
3階
ルイ15世の画家たち
展示室38
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
