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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《リナルドとアルミーダ》

《リナルドとアルミーダ》

© 1997 RMN / Jean-Gilles Berizzi

絵画
フランス絵画

執筆:
Pomarède Vincent

1734年のアカデミー入会作品であるこの絵画は、第一回十字軍を描いたタッソの恋愛叙情詩『解放されたエルサレム』からインスピレーションを得ている。アルミーダがリナルドを魔法の宮殿に引き止めようとしている場面で、仲間を救うためにやって来たクロタルコとウバルドが右側に潜み、美女の足下で恋に溺れるリナルドの姿を目にしたところである。

愛の一時

ブーシェは、リナルドの二人の仲間(右側の恋人たちの身を守る朽ち果てた神殿の二本の柱の間に描かれている)が、甲冑をつけたままアルミードの美貌に溺れるリナルドの姿を見つけた瞬間を選んで描いている。右側では、クピドがリナルドに向けて矢を放っており、魅惑的な若い女性に狂おしいほど恋をしている若い十字軍騎士とアルミードの間に芽生えたばかりの恋愛感情を想起させる。

魔力

作品に描かれている場面は、1581年に出版されたタッソの『解放されたエルサレム』のエピソードから取られている。エルサレムに向かう途上の十字軍騎士リナルドは、十字軍兵士全員を誘惑したにもかかわらず若いリナルドの心を捕らえられなかったことに憤慨する若いサラセン人のアルミードによって誘惑される。アルミードは魔力を使ってリナルドを誘惑することに成功し、魅力の虜とするが、青年に対する愛情と、その目的を遂げるために魔力を使ってしまったことに対する怒りの間でさいなまれることになる。リナルドの二人の友人、クロタルコとウバルドが、リナルドを救い出そうと試みる。場面の背景として用いられている廃虚の建造物は、魔力を使ってリナルドを引き止めるアルミーダの魔法の神殿を象徴している。

入会作品

ブーシェはこの絵によって1743年に王立アカデミーの正会員となった。18世紀の間、作品はアカデミーのコレクションに所蔵されており、1793年にルーヴル美術館の前身にあたる共和国中央美術館に収蔵された。

作品データ

  • フランソワ・ブーシェ

    《リナルドとアルミーダ》

    1734年

  • 油彩、カンヴァス

    縦1.35 m、横 1.70 m

  • アカデミー・コレクション

    INV. 2720

  • 絵画

    シュリー翼
    3階
    ルイ15世の画家たち
    展示室38

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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