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作品 《ルイ14世の肖像(1638-1715年)》

絵画部門 : フランス絵画

《ルイ14世の肖像(1638-1715年)》

© 2010 Musée du Louvre / Angèle Dequier

絵画
フランス絵画

執筆:
Pomarède Vincent

スペイン王フェリペ5世に贈るために注文されたこの肖像画は、宮廷に大層気に入られたためフランスに留まることになった。気品溢れる古代風の装飾、緋色の幕、白百合の紋章がついた衣装を身に纏った太陽王の威厳といった各々の細部のおかげで、絶対権力を表わすきわめて洗練されたイメージが創りだされている。

ルイ14世

ルイ14世(1638-1715年)はフランスの最も重要な君主の一人であり、ルイ13世とアンヌ・ドートリッシュの間に生まれる。1643年から1715年の間フランス国王の座に就き、「太陽王」と呼ばれた。フロンドの乱という政治的騒乱を幼少期に体験した王は、自らの治世において王国の統一を維持し、貴族階級のわずかな反抗の兆しをも摘み取ることに努めた。ルイ14世は、1660年にマリー=テレーズ・ドートリッシュと結婚している。1661年のマザランの死後から王の輝かしい治世が始まり、コルベール、ルーヴォワ、ヴォーバンといった忠誠を尽くす大臣たちを周囲に巧みに配しつつ、絶対権力を行使した。王国の財政、軍隊、産業や行政は改革され、経済も発展した。国王は文化の面でも華々しい施策を打ち出し、ヴェルサイユ宮殿はその頂点を成していると言える。

聖別式の衣裳

63歳のルイ14世が、聖別式の衣装に身を包み、王剣を脇に差し、手を王杖にかけており、背後の台には王冠が置かれている。布地の描写がいささか過剰であるものの、それらはとりわけ洗練されたやり方で描かれており、君主による天下の栄華を彷彿とさせる。この絵の幾つかの部分の制作には、リゴーのアトリエが加わったと考えられているが、最終的な画布の上に貼り付けられた紙の上に描かれている顔の部分には、リゴー自身の手による写実性と気高さがうかがえる。

スペイン王のために注文された作品

1701年にルイ14世が孫にあたるスペイン王フェリペ5世のために注文したこの肖像画は、1704年のサロンに出品され、ルイ14世コレクションに収蔵された。その後王室コレクションに所蔵されていたが、1793年にルーヴル美術館の前身にあたる共和国中央美術館に収蔵された。

作品データ

  • イアサント・リゴー

    《ルイ14世の肖像(1638-1715年)》

    1701年

  • 油彩、カンヴァス

    縦2.77 m、横1.94 m

  • ルイ14世コレクション

    INV. 7492

  • 絵画

    シュリー翼
    3階
    ルイ14世の画家たち
    展示室34

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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