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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《岩上に座るポリュフェモス》
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《岩上に座るポリュフェモス》
© 2007 Musée du Louvre / Pierre Philibert
彫刻
17-18世紀のフランス
王立絵画彫刻アカデミー入会作品には浅浮彫りが課されていた時代に、《ポリュフェモス》の小立像は例外として特筆すべきものである。コルネイユ・ヴァン・クレーヴはこれを1681年4月26日に提出している。ニンフのガラテイアへの叶わぬ恋に単眼巨人のポリュフェモスは絶望を表す。
初の丸彫りでのアカデミー入会作品
コルネイユ・ヴァン・クレーヴは、このポリュフェモスの小立像で、1681年4月26日に王立絵画彫刻アカデミーへの入会を認められた。この石膏モデルの方は前年(1680年3月30日)に承認された。入会作品として制作された初めての丸彫り小立像である。アカデミーが大理石の浅浮彫りを課していた17世紀では例外的なことである。
主題
テーマはオウィディウス『変身物語』(第13巻、765)から出ている。紀元1世紀初めに書かれたこの書は、神や人の動植物への変身を物語るもので、ルネッサンス期以来アーティストの主題の一つのレパートリーを成している。単眼巨人ポリュフェモスは、ネプトゥヌスの息子で、ニンフのガラテイアへの叶わぬ恋に、その絶望を表す。海岸のそり立つ岩に、頭を後ろに傾け独り座り、手と左足で羊飼いの曲がった長い杖を掴む。もう一方の手は、それで彼女への愛を伝えた七管笛(または、牧神パンの笛)を持つ。
インスピレーション、スタイル、対作品
構図は、ヴァン・クレーヴがその版画全集を所持していた、ローマのファルネーゼ宮殿ギャラリーのアンニーバレ・カㇽラッチのフレスコ画から創意を得たことは間違いない。1597年に着工したこのギャラリーは17世紀のヨーロッパのアートに大きな影響を与え、アンニーバレ・カラッチはラファエッロやミケランジェロが代表する古典的な伝統への回帰への火付け役となった。
コルネイユ・ヴァン・クレーヴは巨人の荒荒しい様相を特徴づけるため、裸体解剖学の知識を生かした筋肉質のマッシヴな体に大きな手と誇張された豊かな髭、そして負い紐で留められた熊の皮を纏った姿で巨人を表している。これらの付属物は様々なテクスチャーの表現を可能にし、その見事さを披露している。1701年に、アカデミーはロベール・ル・ロランに入会作品として、この《ポリュフェモス》の対作品の《ガラテイア》(ワシントン、ナショナル・ギャラリー)の提出を要求した。この対作品趣味は18世紀初期のフランス彫刻術の特徴の一つである。
出典
- SOUCHAL François, French Sculptor of the 17th and 18th centuries, The Reign of Louis XIV, Oxford, III, 1987, n. 2, p. 369.作品データ
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コルネイユ・ヴァン・クレーヴ(パリ1645年-パリ1732年)
《岩上に座るポリュフェモス》
1681年
1681年アカデミー入会作品
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大理石
高さ79.5cm、幅50cm、奥行き59cm.
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1793年アカデミー・コレクションから革命時接収、恐らく1849年にルーヴル美術館収蔵。
M.R. 2106
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リシュリュー翼
1階
ジラルドンの地下展示室
展示室20
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
