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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《砂漠で悔悛する聖ヒエロニムス》
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《砂漠で悔悛する聖ヒエロニムス》
© 1999 RMN / Gérard Blot
絵画
イタリア絵画
作品は、トレヴィーゾの司教でロレンツォの庇護者でもあったベルナルド・ロッシのコレクションに由来するものと思われる。16世紀のイタリア芸術においては珍しい、野生の森林に覆われた広大な風景の中に埋まった人物像は、当時のヴェネツィアで非常に流行していたドイツ絵画の影響を表わしている。
北方からの影響
聖ヒエロニムスは数年間に渡り、俗世から隔たったシリアの砂漠の中に引きこもっていた。そこで彼は禁欲生活を贈り、空腹と渇きと闘うために日夜祈りを捧げながら暮らした。風景の中央に座った上半身裸で頭が禿げ上がった長い白髭の隠修道士は、片手に十字架を持ち、もう片方の手には自らの胸を打つ石を掴んでいる。黄昏の中で、彼の前に開かれた本の中に語られているキリストの受難について思い巡らしている。初期の作品から、画家は非常に個性的な作風を見せていた。若い頃にベッリーニから影響を受けた画家は、同時にデューラーやアルトドルファーといった北方画家から、細部描写や自然の写実的な観察眼といった嗜好を取り入れている。
個人的な信仰のための作品
ロットはこの主題を何度も取り上げている。この絵画の第一作目の中では、自然が作品の主要なテーマとなっている。小さな人物像は切り立った岩の塊や密集した木々の葉によって吸い込まれそうである。ほとんど不気味とも言えるほど生茂るこれらの草木は、聖人をより一層孤立させているものの、聖人を動じさせることはない。聖人の瞑想はそれほどに深いからである。
作品は、最初の注文主でロットの庇護者であったトレヴィーゾの司教ベルナルド・ロッシのものであり、ロッシは自らの書架に聖ヒエロニムスの生涯に関する複数の書物を所有していた。作品のサイズと人物の大きさは、作品が個人的な信仰用に制作されたことを証明している。複数の美術史家は、このパネルが、同名のモデルの、おそらくは肖像画であろうが、今日まだ発見されていないもうひとつの絵画のための引き「蓋」として用いられていたと論証している。
作品データ
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ロレンツォ・ロット
《砂漠で悔悛する聖ヒエロニムス》
1506年?
-
板に油彩
縦48cm、横40cm
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1857年取得
M.I. 164
-
ドゥノン翼
2階
グランド・ギャラリー トスカーナと北イタリアの絵画 15‐16世紀
展示室5
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
