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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《神殿奉献》

《神殿奉献》

© 1999 RMN / Jean-Gilles Berizzi

絵画
フランス絵画

執筆:
Kazerouni Guillaume

この絵は、1641年にリシュリュー枢機卿によって、パリのサン=タントワーヌ通りにあるイエズス会修道立願教会に寄贈された。作品はフランス革命時に解体され、今日祭壇画の上部《聖ルイの神格化》がルーアン美術館に所蔵されているのに対し、《神殿奉献》はルーヴル美術館で展示されている。

有名な主祭壇の名残り

《神殿奉献》は、かつてサン=タントワーヌ通りにあったイエズス会修道立願教会(今日のサン=ポール=サン=ルイ教会)の主祭壇を飾っていた。この作品は、リシュリュー枢機卿によって寄贈されたもので、同じくヴーエによって描かれ、現在ルーアン美術館に所蔵されている《聖ルイの神格化》がその上部に掛けられていた。パリの教会の中で最も美しい祭壇の一つであったこの主祭壇は、地面から10メートルの高さでそびえ立ち、4つの層で構成されていた。最初の2層にはルーヴルとルーアンの絵画が掛けられ、3層目には父なる神の姿が彫られた破風(はふ)、4層目には祭壇全体の上に巨大な十字架が掲げられていた。全体は彩色大理石で作られ、側面はジャック・サラザンの彫刻で飾られていた。その他の主祭壇と同様、この見事な作品もフランス革命時に取り壊されている。

イエスの神殿奉献

キリストの幼少期にまつわるこのエピソードは、聖ルカの『福音書』によって伝えられている。慣習に従って、イエスの両親は初子(ういご)を主に献げ、家鳩の雛2羽をいけにえとして献上するために神殿に赴いた。この儀式の最中に、シメオンが、群集に向かってこの子が万民に光をもたらす者であると告げ、他方マリアにはその胸が矢によって刺し貫かれるであろうと預言した(キリストの犠牲の預言)。ヴーエは、神殿の建物を思わせる列柱の前に、ピラミッド構図で場面を描いている。金色の光の下で輝く、暖かみのある澄んだ豊かな色彩は、人物のポーズの叙情的な調和と構図を支配する斜線を強調している。

ヴーエと宗教画

1627年にローマから戻ったヴーエは、イタリアで身につけた新しい様式を取り込むことで、パリの宗教画に新風をもたらした。彼は、建築、絵画、彫刻が見事に一体化した祭壇画の形式に再び取り組み、それを発展させた。ヴーエは1628年から1640年にかけて、パリで3点の大きな主祭壇を制作している。サン=ニコラ=デ=シャン教会の作品には、画家がイタリアで描いた作品に似通った筆遣いが認められ、サン=トゥスタッシュ教会の作品は、1630年代中頃における画家の作風を特徴付けるバロック的な生彩に富み、サン=ポール=サン=ルイ教会の作品(1640年頃)では表現はより抑制されている。神の栄光を讃えたこれらの真の大建造物のうち、最初の作品のみが時代の難を逃れてその全体像を留めている。その他2つの作品に関しては、今日絵画のみが残存している。

作品データ

  • シモン・ヴーエ

    《神殿奉献》

    1640-1641年頃

    フランス、パリ、サン=ポール=サン=ルイ教会

    France

  • 油彩、カンヴァス

    縦3.93 m、横2.5 m

  • アカデミー・コレクション

    Inv. 8492

  • 絵画

    リシュリュー翼
    3階
    ルイ13世の画家たち
    展示室12

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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