Go to content Go to navigation Go to search Change language
-
Select language
- Plan / Information (Français)
- Plan guide accessibilité
- Plan / Information (English)
- Plan for visitors with mobility impairments
- Mapa / Informação
- Mappa/ Informazioni
- Plan / Information (Deutsch)
- 見取り図/館内のご案内
- Plano / Información
- 卢浮宫博物馆导游图
- план / информация (Русский)
- 루브르 박물관 관람 안내
- مخطط الزيارة\ المعلومات
- Plan / informacja (polski)
ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《聖マグダラのマリア》
Can't play the medias? Download Flash Player.
《聖マグダラのマリア》
© 2011 Musée du Louvre / Thierry Ollivier
彫刻
北ヨーロッパ
この特異な裸体像は神秘的な苦行者姿の聖女マグダラのマリアを表す。伝承によると、罪を改悛する聖女は、自分の髪の毛のみで体を被い、サント=ボームの洞窟の中に引き蘢って生きた。天の合唱を聴くため、彼女は天使達によって毎日空へ連れていかれた。この丸彫り像は19世紀にドイツ美術市場に入り、1902年にルーヴル美術館によって取得された。
全面から見られる彫刻
元来聖女は彫刻された天使達に支えられていた。菩提樹製彫像は楕円形の金属製枠内に支えられ、教会の天井からつり下げられていた。この教会は恐らく、アウクスブルクのドミニコ会修道院の聖マリア・マグダレナ教会であろう。1513年から1515年の間に再建されている。背中も丁寧に彫られ、正面同様に多彩色が施され、この彫刻は全ての角度から見る事ができた。その後天井から外され、天使は撤去された。
ゴシックとルネッサンスの間
《聖マグダラのマリア》はグレゴール・エアハールト作と推定されてが、これは同彫刻家が1502年−1503年に制作したカイスハイムの《慈悲の聖母》(ベルリン、国立美術館旧在、1945年破壊)との比較によるものである。シュワーベン地方ウルムの父ミヒェル・エアハールト(ウルムで1469年から1522年まで活躍)のもとで修行をしたグレゴールは、1494年にアウクスブルクに居住し有名な師匠となる。《聖マグダラのマリア》の広がりのある洗練された様式、平穏な優雅さや柔らかい容貌はゴシック末期のシュワーベンの伝統に属する。古典的なコントラポストを喚起する片方の脚に寄りかかった態度、調和のあるプロポーションや裸の女性像の豊満さはまたデューラーの作品からの影響やルネッサンス期特有のフォルムの美の探求を思わせる。グレゴール・エアハールトの創意は、天使によって空へと運ばれる聖女の伝統的な図を今までに無い方法で彫刻に表すことにある。非現実的で華奢なゴシックのカノンからは程遠い、開花した女性的なフォルムが表れ、胸部へ流れ背中へ落ちる柔らかな金髪がやっと体を隠す。体の肉付けは、締まった筋肉の中の小さな溝、丸みのある部分に微かに見える畦等非常に感受性豊かである。菩提樹の木の中にくっきりと規則的にまた繊細に刻まれた顔の美しさは多彩色により強調されている。これは元来の着色で、ゴシックの伝統に従い青白く非常に洗練されている。
官能性と理想化
この等身大の丸彫り像の肉体の存在は教会の中で強烈な印象を与えたに違いない。今日この像は、彫られた天使達の姿が無い為、官能的で殆ど異教的なイメージを与えるが、これにはニュアンスをもたせる必要がある。物憂げなポーズと瞑想の表情はこの懺悔する聖女の神秘的恍惚を表そうとし、見事な美しさに金色の髪の輝きは聖人の輝きを喚起しようとするものである。故にこの女性の裸体の構想は、中世の伝統によって理想化された宗教的イメージの精神的内容に一致する。これはグレゴール・エアハールトの傑作で、ルネッサンスとの端境期の終焉を迎えた中世の北方人文主義を伝える見事な創作である。
出典
- GUILLOT DE SUDUIRAUT S., Sculptures allemandes de la fin du Moyen Age, dans les collections publiques françaises 1400-1530, catalogue d'exposition, musée du Louvre, Paris, 1991, cat. 56, pp.203-208.- GUILLOT DE SUDUIRAUT S., Gregor Erhart, Sainte Marie-Madeleine, Collection Solo, Paris, 1997, n 6.
作品データ
-
グレゴール・エアハールト
《聖マグダラのマリア》
1510年
アウクスブルクのドメニコ会教会?
-
菩提樹、元来の多彩色、台と足の前の部分は19世紀に再構築
高さ1.77m、幅0.44m、奥行き0.43m
-
旧ジークフリート・レムレ(ミュンヘン)蒐集品、1902年ルーヴル取得
R.F. 1338
-
ドゥノン翼
地上階
後期ゴシック様式
展示室C
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
