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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>《聖家族、聖カタリナ、聖セバスティアヌスと寄進者》
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《聖家族、聖カタリナ、聖セバスティアヌスと寄進者》
© 2009 RMN / Stéphane Maréchalle
絵画
イタリア絵画
長きに渡ってジョルジョーネの作とされていた、がっしりした人物像と濃密な色彩が特徴的なこの聖会話は、セバスティアーノ・デル・ピオンボによって、彼が1511年ローマに発つ直前に制作された。
ヴェネツィア風絵画
聖ヨハネと聖カタリナに囲まれた聖母が膝の上で神の子イエスを抱えている。イエスは祈りを捧げているらしい素性のわからない男性に向かって身を屈めている。この男性はおそらく自分の所有する礼拝堂を飾るためにこの絵画を注文した寄進者であろう。全員が神の子を優しく見つめているが、木に縛り付けられ、矢で体を射抜かれた聖セバスティアヌスだけは、視線を作品の外の世界へとそらせている。
若年期の作であるこの絵画は、セバスティアーノが1511年にローマへ旅立つ前のヴェネツィア期に結び付けられる。斜め前向きに描かれた人物像たちは、動きが無く、風景の前にまとめ上げられている。すなわち画家はベッリーニの作品における伝統的構図から影響を受けているのだが、一方で、とりわけ色彩の調和の点において、しばしばこの作品の作者とされたジョルジョーネの作風にも感化されている。
ラファエッロとミケランジェロ
セバスティアーノはヴェネツィアのジョヴァンニ・ベッリーニのアトリエで学んだ後に、ジョルジョーネの下で修行を積んでいる。その後1508年から、聖バルトロメオ・ディ・リアルト教会の《オルガンよろい戸》(ヴェネツィア、アカデミア美術館所蔵)や聖ジョヴァンニ・クリゾストーモ教会の《ラ・パーラ(祭壇画)》といった主要な作品を制作し始める。1511年にアゴスティーノ・キージに招聘されてファルネーゼ宮殿のフレスコ画を制作するためにローマに赴き、聖ピエトロ・イン・モントーリオ教会のボルゲリーニ礼拝堂の装飾(1517-1524年)に携わる。こうして画家はラファエッロや彼の弟子たち、そして後に彼の模範となるミケランジェロと交流を深める。1527年のローマ劫掠の際には、彼はヴェネツィアに滞在するがそこに留まることはなかった。1531年にはクレメンス7世から教皇庁の鉛印章局「Piombatore(ピオンバトーレ)」(そこからこの画家の通称がある)の監督を任される。この栄誉ある責務を引き受けたものの、セバスティアーノはそれに妨げられることなく、その死に至るまで数多くの重要な注文に応じ続けたのである。
作品データ
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セバスティアーノ・ルチアーニ、通称セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485年頃-ローマ、1547年)
《聖家族、聖カタリナ、聖セバスティアヌスと寄進者》
1507年頃
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板に油彩
縦0.95m、横1.36m
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ルイ14世コレクション
INV. 70
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ドゥノン翼
2階
国家の間エントランス 16世紀のヴェネツィア絵画
展示室7
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
