Go to content Go to navigation Go to search Change language
-
Select language
- Plan / Information (Français)
- Plan guide accessibilité
- Plan / Information (English)
- Plan for visitors with mobility impairments
- Mapa / Informação
- Mappa/ Informazioni
- Plan / Information (Deutsch)
- 見取り図/館内のご案内
- Plano / Información
- 卢浮宫博物馆导游图
- план / информация (Русский)
- 루브르 박물관 관람 안내
- مخطط الزيارة\ المعلومات
- Plan / informacja (polski)
ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>ウナス王の名を刻む椰子柱
Can't play the medias? Download Flash Player.
ウナス王の名を刻む椰子柱
© 1993 RMN / Hervé Lewandowski
古代エジプト美術
宗教と葬祭信仰
この椰子柱は、サッカラにあるウナス王(前2380-前2350年)葬祭神殿の中庭の列柱廊にあったものである。この中庭からピラミッドの東側に隣接している有名な王葬祭神殿に入ることができる。ここでは、王の死後、王の永遠の生命を保障する儀式の執り行いと、王への供物を捧げる神官達が働いていた。
古王国時代の王墓葬祭複合体
花崗岩でできているこの柱は、サッカラのネクロポリス、もっと正確に言えば、第5王朝最後の王、ウナス(前2380-前2350年)の葬祭施設複合体にある葬祭神殿(上神殿とも呼ばれている)から出土したものである。王の葬祭儀式を執り行うために造営されたこれらの建造物は、ギザにある有名な第4王朝のものと比較するとかなり広いが、ピラミッドの高さにおいては低い。
谷の下方に建てられ水路から入れる河岸神殿(下神殿)、そしてこの二神殿をつなぐ石畳の参道から構成されている。
ルーヴルの柱
椰子柱は、他の6本の柱とともに上神殿の中庭にある列柱廊から出土した。全て破損した状態で発見され、うち一本は大英博物館に所蔵されている。中庭は長方形をしており、短い方の両壁中央に開けられた戸は、東西の軸を示す。柱に刻まれた銘は北方の神々に言及しているので、この柱は東西軸の北側、入り口に最も近いところに建っていたと推測できる。
一本石の花崗岩に彫られ、椰子の葉装飾が施された柱頭の上に、アバクスが取り付けられ、アーキトレーヴを支えていた。アーキトレーヴの一部はサッカラで保存されている。椰子の葉の下には、五重に縛った紐の浮彫りがある。そこから垂れ下がっている二重の結び目は、この柱の主軸を示している。柱身の中ほどの高さに刻まれた大地を表す記号の両端に天空を支えるウワス笏が一本ずつ立てられ、その中に銘が刻まれている。ウナス王の一連の称号、即ち王の五大王名や称号が読み取れる。
上エジプトと下エジプトの王
下エジプトの貴婦人、デップとぺのウアジェト女神に愛された、ラー神の息子ウナス
ホルス名ウアジュタウイ
ネブティ名ウアジュエム
黄金のホルス名ウアジュ
また、この銘の下には、永遠に「生に恵まれ、安定と力に恵まれた」と王の形容辞が二つ刻まれている。
再利用であったか
この椰子柱は、エジプトの宗教的な石造建築に用いられていた独特な植物装飾の例で、エジプトの世界観をよく反映している。赤色花崗岩でできた柱は、白いアラバスターの床の上に建てられていることから、エジプト人が鋭い色彩感覚を有していたことがわかる。
20世紀初頭にアケトヘテプ(作品データベースにリンク+マスタバ作品解説)のマスタバの礼拝堂の品々とともに、エジプト政府から購入して入手したものである。椰子柱は、ウナス神殿で見つかったが、もっと古い記念建造物の柱が再利用されている可能性が高い。確かに所々一貫性にかけ、柱身にある銘は以前に刻まれていた銘、おそらくそれ以前の王ジェドカラー・イセシの名を消して彫り直したものとも考えられる。このような事は、古代エジプトでは慣行となっていた。
出典
E. DELANGE, Le temple, Fiche-visite Louvre. Dépt Antiquités égyptiennes, salle 12B. Porter, R. L. B. Moss, Topographical Bibliography of Ancient Egypt, III2, Oxford, 1977,p. 420-421.
A.Labrousse, J.-Ph. Lauer, J. Leclant, Le temple haut du complexe funéraire du roi Ounas, Bibliothèque d'Etude 73, Institut français d'archéologie orientale, Le Caire, 1977, p. 23-31.
Chr. Ziegler, Stèles, peintures et reliefs égyptiens de l'Ancien Empire, Paris, 1990
作品データ
-
ウナス王の名を刻む椰子柱
古王国時代、第5王朝、ウナス治世下(前2380-前2350年)
サッカラ出土
-
赤色花崗岩、沈み浮彫
高さ6.66m、直径0.87m
-
1903年に購入
E 10959
-
シュリー翼
1階
神殿
展示室12
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
