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作品 オーク材のコンソールテーブルと大理石の台

工芸品部門 : 18世紀:新古典主義

オーク材のコンソールテーブルと大理石の台

© Musée du Louvre, dist. RMN / Thierry Ollivier

工芸品
18世紀:新古典主義

執筆:
Catherine Voiriot & Cyril Duclos

このコンソールテーブルは、1781年に家具職人ジョルジュ・ジャコブにより、ヴェルサイユ宮殿のアルトワ伯―後のシャルル10世―の第2トルコ風私室のために制作された。その脚部分には彫刻が施こされ、金箔を張った木でできている。4本の脚の上部には羽根のはえたセイレンが象られているのに対し、机の帯部分には武器模様が彫られている。上部には濃青色の台が乗っている。

作品描写

当作品は非常に独創的なものである。彫刻の装飾は刀、ターバン、盾、セイレン等、夢の中のオリエント世界を象徴する要素がおりまざっている。当初は、貫の部分に武器装飾と香炉が乗っていた。大理石の台は、金箔を張ったブロンズの14個の玉に支えられていた。4本の脚が貫によってつながっているが、この見慣れない構造は、この家具をテーブルとコンソールの間に位置づけている。コンソールには通常2本か3本の脚しかない。

アルトワ伯の第2トルコ風私室

第1のトルコ風私室は、1776年にはヴェルサイユを飾っていた。1781年、王子はこの第2の部屋を王子個人の家具調度管理長、ジュボーの指揮の下改造させ、ジュボーが家具職人ジョルジュ・ジャコブやブロンズ職人フランソワ・レモンに注文を出した。レモンはトルコ皇帝の后を象った置き時計(ヴェルサイユ宮殿所蔵)や、枝付きの飾り燭台数点を納入している。この部屋の装飾の一部が、現在パリの装飾美術館とニューヨークのメトロポリタン美術館に保存されている。

歴史的背景

幸運なことに、この高名な起源をもつ家具はずっと国のコレクションに保存されてきた。アルトワ伯個人の財産と共に没収された後は、総督政府の所有となりチュイルリーに置かれ、そして最終的にフォンテーヌブローにたどり着いた。19世紀に多くの複製を生み出したことが、この型の人気を物語っている。

出典

BAULEZ Christian, "Le goût turc. François Rémond et le goût turc dans la famille royale au temps de Louis XVI", in l'Objet d'Art, n 2, décembre 1987, pp.34-45.
PALLOT Bill G. B., Le Mobilier du Louvre, tome 2, Paris, 1993 , pp.136-137.
VERLET Pierre, "Notes on Eighteenth century French Objets d'Art", in The Art quarterly, volume XXXI, n 4, 1968, pp.352-381.

作品データ

  • ジョルジュ・ジャコブ

    オーク材のコンソールテーブルと大理石の台

    1781年頃

    ヴェルサイユ宮殿、アルトワ伯の第2トルコ風私室、1781

    フランス、パリ

  • 金箔を張って彩色したオーク材、濃青色の大理石

    高さ0.90m、幅1.42m、奥行き0.61m

  • 1901年、国有家具調度品管理所より寄託

    OA 5234

  • 工芸品

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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