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作品 カバの形のゲームのボード

古代エジプト美術部門 : 日常生活の品々

カバの形のゲームのボード

© RMN / Les frères Chuzeville

古代エジプト美術
日常生活の品々

執筆:
Marie-Noël Bellessort

古代エジプト人たちは、チェッカー盤の上で遊ぶソーシャルゲームを大変好みました。いろいろな種類の遊びがあったが、中でも「セネト・ゲーム」は、専門家たちの間ではよく知られている。この遊びに使われていたボードはたくさん発見されている。ボードにはきまって29個の穴が開いた一巡が左右対称に二つあり、この穴の中に駒をさして遊ぶ。

横にある一番大きな二つの穴は、小骨や駒をしまうのに使われていたようだ。カバの目の前と後ろに開いた二つの穴には、ゴールにたどり着いた駒を置いておくことができた。

二人で遊ぶ。お互いの駒は、駒の頭のモチーフで区別されている。一方の駒の(ジャッカルの?)耳はぴんと伸びており、もう一方の駒の耳はたれている。現代よく使われている呼称「犬とジャッカルのゲーム」は、この駒の形からきた。ここに展示されている駒はとても古いものですが、このボードに元々ついていた駒ではない。元々使われていたものは、さらにもっと洗練されていたと思われる。

58個の穴が開いたゲーム、あるいは「犬とジャッカルのゲーム」

古代エジプト人たちは、チェッカー盤の上で遊ぶソーシャルゲームを大変好みました。いろいろな種類の遊びがあったが、中でも「セネト・ゲーム」は、専門家たちの間ではよく知られている。この遊びに使われていたボードはたくさん発見されている。ボードにはきまって29個の穴が開いた一巡が左右対称に二つあり、この穴の中に駒をさして遊ぶ。

横にある一番大きな二つの穴は、小骨や駒をしまうのに使われていたようだ。カバの目の前と後ろに開いた二つの穴には、ゴールにたどり着いた駒を置いておくことができた。

二人で遊ぶ。お互いの駒は、駒の頭のモチーフで区別されている。一方の駒の(ジャッカルの?)耳はぴんと伸びており、もう一方の駒の耳はたれている。現代よく使われている呼称「犬とジャッカルのゲーム」は、この駒の形からきた。ここに展示されている駒はとても古いものですが、このボードに元々ついていた駒ではない。元々使われていたものは、さらにもっと洗練されていたと思われる。

ルール

専門家たちは、このタイプのボードをいくつも研究した結果、ルールを再現することができた。二人で遊ぶ。頭の後ろから始めて、一人ずつ交互に小骨を振り、駒を進めていく。尻尾のあたりにある10番の穴と側面にある20番の穴にあたったら、後ろに下がり、側面にある大きな穴を囲む円の最初にある15番の穴とその終わりにある25番の穴にあたった場合は、もう一度サイコロをふることができる。私たちが知っている「すごろく」によく似ているが、このゲームでは、二人の対戦者がボードを分け合って遊ぶ。

豪華な一例

「58個の穴」の遊びは、中王国時代(前2000年頃)のエジプトで出現した。この遊びで使われていたボードが複数発見されているが、ルーヴル美術館が所蔵している例は、頭部は残念ながら破損していますが、カバの形をしていることや、洗練されたガラスのはめ込み細工が施された水色の陶器というその素材からも、このジャンルでは大変珍しい貴重なものである。

光沢の少ない繊細な淡青緑色の陶器は、末期王朝時代の職人の作品に特徴的なスタイルである。

淡い色や赤色のつなぎ材の上に置かれた象嵌は大部分が消失してしまった。繊細な小板、白、黒、濃紺、オレンジ色のガラスの小さな棒、小さな白いモチーフが残っている。

色彩(中でもオレンジ)の正確さと豊富さが、この作品が末期王朝の終期、紀元前5-4世紀、第27-30王朝時代のものであることを示唆している。この時代には、多色のガラスを使った小さな象嵌が好まれていた。そして、プトレマイオス朝期には、ひとつの技術として広がっていきた。

出典

- Catalogue de l’exposition « Gifts of the Nile : Ancient Egyptian Faience », Rhode Island, 1998, p. 131, 219, notice n° 96.

- G. ANDREU, M.H. RUTSCHOWSCAYA, C. ZIEGLER, L’Égypte au Louvre, Hachette, Paris, 1997, p 180-181, 255, notice n° 88.

- Catalogue de l’exposition « Jouer dans l’Antiquité », Marseille, 1991, p. 157, 164, 199, fig. 156, notice n° 268.

作品データ

  • カバの形のゲームのボード

    末期王朝時代、前664-332年

  • ガラスのはめ込み細工が施された陶器

    高さ7.40 cm、幅18 cm、長さ21.50 cm

  • 1826年に購入、Saltコレクション

    N 3043

  • 古代エジプト美術

    シュリー翼
    1階
    余暇:音楽と遊び
    展示室10

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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