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シャルル10世の寝台

© 1994 RMN / Daniel Arnaudet

工芸品
19世紀

執筆:
Voiriot Catherine

ルイ16世とルイ18世の弟であるシャルル10世は、ルイ18世が1824年に亡くなると王位についた。シャルル10世は、彫刻家ブリオンにチュイルリー宮用の謁見用寝台を注文した。これは、絹織物を再利用するために、ルイ18世の寝台と同じ寸法に作られたはずである。天蓋が柱に支えられるのではなく壁に固定されているため、これは吊り天蓋付きの寝台である。大きな背もたれは、両脇に2つの兜、上に王冠を配したフランス王家の紋章で飾られている。

絹織物の質

ドアカーテンやカーテン、ルイ18世の寝台用の織物といった一揃いは質の高いものだったため、再利用された。これらはルイ・ド・ラ・アメッド・ド・サン=タンジュ(1780‐1860年)の図案に基づき、リヨンのグラン・フレール社で1817年から1819年に織られた。贅沢な装飾を施されたこの織物は、この家具の価値を大いに高めている。これらは、新しい染色法を発見した化学者レイモンにちなんで名付けられたレイモン・ブルーの絹のビロードである。このロイヤル・ブルーは、帝政期のインペリアル・レッドによって断絶していた王政の伝統への回帰を意味していた。

豪奢な寝台

この彫刻と金箔を施した木製の寝台は王政復古様式の作品であり、絹織物と同様に豊富な装飾を呈している。実際、頂飾のついた兜や花輪飾り、唐草模様が、中央にあるフランス王家の紋章を施した盾形紋を贅沢に装飾している。その他の装飾としては、百合の花の紋章、写実的な百合の花およびアカンサス葉がふんだんに使われている。この装飾も絹織物と同様に、サン=タンジュの素描をもとに指物師であり彫刻家であるピエール=ガストン・ブリオン(1767‐1855年)によって制作された。この人物は王室調度品保管所の御用商人である。こうして、ルイ18世の死の床となった寝台は新しいものと取り替えられた。

謁見用の寝台

このシャルル10世の寝台は、チュイルリー宮2階のビュラン棟に位置する、かつてナポレオン1世の寝室だった部屋に置かれていた。これは、壇上に置かれた謁見用の寝台である。そのため、君主が本来の寝台として使用するものではなかった。王政復古期にはアンシャン・レジーム(旧体制)下と同様、寝室に重要な象徴性が与えられた。

出典

Un Âge d'or des arts décoratifs, 1814-1848, Exposition, Paris, Galeries nationales du Grand Palais, 1991, Paris, Éditions de la Réunion des musées nationaux, 1991, pp. 57-59.
Alcouffe Daniel, Dion-Tenenbaum Anne, Lefébure Amaury, Le Mobilier du musée du Louvre, t.1, Faton, 1993, pp. 322-323.
Dion-Tenenbaum Anne, Les Objets d'art, le XIXe siècle : guide du visiteur, Paris, Éditions de la Réunion des musées nationaux, 1999, pp. 28-30.
Durand Jannic, Alcouffe Daniel, Le Louvre. Les Objets d'art, Scala Éditions, 1995, p. 118.
Havard Henry, Dictionnaire de l'ameublement et de la décoration depuis le XIIIe siècle jusqu'à nos jours, t. III : "De Lanthin à Ozier", Paris, Maison Quantin, s. d., p. 398.

作品データ

  • ピエール=ガストン・ブリオン(1767‐1855年)

    シャルル10世の寝台

    1824

    チュイルリー宮、ルイ=フィリップのために拡大されたシャルル10世の寝台

    パリ

  • 指物、彫刻と金箔を施した胡桃材

    1824年

  • 1965年、国有調度品保管所より分与

    OA 10278

  • 工芸品

    リシュリュー翼
    2階
    王の部屋 テュイルリー宮でルイ18世、次いでシャルル10世が使用した部屋の調度
    展示室75

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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