Go to content Go to navigation Go to search Change language
-
Select language
- Plan / Information (Français)
- Plan guide accessibilité
- Plan / Information (English)
- Plan for visitors with mobility impairments
- Mapa / Informação
- Mappa/ Informazioni
- Plan / Information (Deutsch)
- 見取り図/館内のご案内
- Plano / Información
- 卢浮宫博物馆导游图
- план / информация (Русский)
- 루브르 박물관 관람 안내
- مخطط الزيارة\ المعلومات
- Plan / informacja (polski)
ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>シリンダー式書き物机
Can't play the medias? Download Flash Player.
シリンダー式書き物机
© Musée du Louvre/A. Dequier
工芸品
18世紀:新古典主義
1784年5月、王室家具調度管理官の管理長になったマルク=アントワーヌ・ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレは、個人的に使用するために、1784年7月高級家具職人ジャン=アンリ・リズナーにシリンダー式書き物机を注文した。この書き物机は、20年ほど前にジャン=フランソワ・オーベンが考え出した形状で、リズナーの技術とともに、アンシャン・レジーム期の終わりまで続く家具のタイプを示している。
ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレ、知識豊富な注文主
このシリンダー式書き物机は、マルク=アントワーヌ・ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレがジャン=アンリ・リズナーによせた注文によるものである。ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレは1784年5月、前任者フォンタニューの死にともなって王室家具調度管理官の管理長になった。この家具は同年7月に発注されると、3ヵ月後に王室家具調度管理官邸(現在の海軍省)内の、ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレの居殿の大私室に納入された。1785年5月には、彼はそれを自分用にフォンテーヌブロー宮殿に送り、その後プロヴァンス伯のものになった。王室家具調度管理官の管理長として、ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレは、当時のもっともすぐれた高級家具職人―その当時、王お抱えの高級家具職人として王室家具調度管理官で最後の1年を送っていた―リズナーを選ぶことができた。
不変の形状
1760年頃、ジャン=フランソワ・オーベンは新しいタイプの書き物用の家具を創り出した。シリンダー式書き物机である。書き物をする台の表面を、やわらかい薄板でできた折り畳みのできる面を使って覆うことができ、その折り畳み面がシリンダーの周りに巻きついて、引き出しの棚の後ろに隠れる、という仕組みである。この種の家具のもっとも有名な例は、ヴェルサイユ宮殿蔵の「王の大書き物机」で、オーベンが製作を始めたのをリズナーが完成させた。リズナーはいくつかのシリンダー式書き物机を制作した。ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレのものはルイ15世様式の形状が、1780年代にも時代遅れだと思われていなかったことを示している。一枚板のマホガニーでできた、外側に軽く膨らんだ4本脚に支えられ、机の構成は、腰部分の5つの引き出し、スライド式の平板、そして鍵で開閉するシリンダーからなる。王の書き物机と同じように、錠は同時にシリンダーと、幕板部分の引き出しを固定しているが、異なるのは、銀箔をはった銅の書見台と筆記用具入れが備わっている点である。
リズナーの機械仕掛けと技術
ジャン=アンリ・リズナーは、ジャン=フランソワ・オーベンの見習いで、1763年に師が死亡すると工房の指揮をとることになった。よって彼は、師からこのような家具を作るのに必要な技術を学んでいた。彼はその技術をもってティエリー・ド・ヴィル・ダヴレの書き物机を制作した。その機械仕掛けは、オーベンが自身の作品の中で発案したものに似通っているが、化粧板の技術にいたっては、リズナーは師の教えを飛び越して新しい装飾を生み出している。リズナーは、ここで斑点のあるマホガニーのよさを十分に引き出し、その板は金箔をはったブロンズの細いフリーズで囲まれ際立っている。マホガニーは18世紀の終わりごろに、その赤褐色の色目や、細かいきめが好まれるようになるまではあまり使われなかった。リズナーはこれよりもずっと新古典主義的な形の、シリンダー式書き物机をほかにも制作したが、そのうちマリー=アントワネットの、チュイルリーとフォンテーヌブロー宮殿の書き物机を2点挙げるだけにとどめたい。
出典
ALCOUFFE D., DION-TENNENBAUM A., LEFEBURE A., Le mobilier du musée du Louvre, t.1, Dijon, Editions Faton, 1993, p 276-279.Pradere A., Les ébénistes français de Louis XV à la Révolution, Paris, Editions Le Chêne,1989, p 371.
作品データ
-
ジャン=アンリ・リズナー
シリンダー式書き物机
1784年
フランス、フォンテーヌブロー
フランス、パリ
-
木組み:オーク材、斑点のある一枚板のマホガニー、化粧板:斑点のあるマホガニー、金箔を貼ったブロンズ
高さ1.21m、幅1.58m、奥行き0.81m
-
1901年、国有調度品保管所から分与
OA 5160
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
