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作品 テゥテゥルスを被った女性像

古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門 : エトルリア美術(前9-前1世紀)

テゥテゥルスを被った女性像

© 1996 RMN / Hervé Lewandowski

古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
エトルリア美術(前9-前1世紀)

執筆:
Astier Marie-Bénédicte

この小像は、エトルリア北部の工房の多彩さと、アルカイック時代末のこの製品の普及を証明する、小型ブロンズ像の一連の作品に属している。これはイゾラ・ディ・ファーノ付近で発見された奉納品置き場に由来する。この作品は、アルカイック時代のコレーの構図を再現している。頭にのせたテゥテゥルス、または尖った靴などのいくつかの細部は、ギリシア・オリエントから着想を得ている。

イゾラ・ディ・ファーノの奉納品

このブロンズ製小像は、タルゴ両岸に位置するイゾラ・ディ・ファーノ(ウルビーノより数キロメートル)付近で、おそらく1874年に偶然発見された奉納品置き場に由来する。これは、前520から470年の間、蝋型無垢鋳造技術により製作された。それは、この小像を基盤に固定することを可能にする、小さな踵の形をした、足の裏に一部残る鋳込みの跡が示すよう、頭を下にして逆さに流し込まれた。

ギリシア・オリエントから着想を得た小型コレー

この小像は、アルカイック時代のギリシア彫像の主な型のうちの一つである、コレーの構造を再現している。彫像は、左脚をやや前に出し、立った状態を表現している。女性は、チュニカの裾を左手で引っ張り、花の蕾を右手に握っている。彼女は、線刻で表現された小さな円で刺繍され、山形模様で縁取られた、袖の短く丈の長いキトンを身につけ、東方に由来するカルセイ・レパンディという先の尖った靴を履いている。その髪は、円錐型の帽子の下にまとめられている。その形は、おそらくイオニア北部から取り入れられた。このテゥテゥルスは幾何学模様で装飾されている。二重になった首飾りと円い耳飾りは、その装いを完全なものにする。

エトルリア北部の製品

この小像は、エトルリア北部の工房にて大量に生産され、広く普及されたブロンズ製小像の一連の作品に属している。これに類似する複数の作品例は、アレッツォ、チウジー、コルトーナ、フィエーゾレ、ペルージャ、ポプロニア、ヴォルテッラにて発見された。

出典

- Eroi e Regine. Piceni popolo d'Europa, Roma, 2001, p. 349.

- RICHARDSON E., Etruscan votive bronzes, Mainz am Rhein, 1983, n 3, p. 290, fig. 688 A.

作品データ

  • テゥテゥルスを被った女性像

    前520‐470年

    イゾラ・ディ・ファーノ、イタリア中部

    エトルリア北部

  • ブロンズ、蝋型無垢鋳造技術、線刻

    高さ18.1cm

  • 1884年購入

    Br 236

  • 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術

    ドゥノン翼
    1階
    エトルリアI 夫婦の棺
    展示室18

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
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開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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