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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>フイヤン女子修道会の使徒
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フイヤン女子修道会の使徒
© 1997 RMN / Daniel Arnaudet
工芸品
ルネサンス
この連作の2枚のプレートは、パリの修道院で革命時に接収されたもので、現在シャルトル美術館に保存されている、キリストの十二使徒を描いた12枚のプレートの連作のうちの2枚を踏襲したものである。この連作は1545年に王からレオナール・リモザンに注文され、1547年にアンリ2世に届けられた。この2枚は、衣服のひだの部分についてはその連作と同じデザインをもとにしているが、ここでは顔の部分が違っている。というのは、聖パウロの容貌はフランソワ1世の友人ガリオ・ド・ジュヌイヤックのもので、聖トマスは王自身の要望をもっているからである。
描写
この9枚のほうろう加工の板からなる2枚の連作は、キリストの使徒の姿を表わしたものである。使徒のうちの誰を表わしているのかを特定できるのは、上部の板と、彼らの持ち物、すなわち聖パウロの剣(彼の殉教に使われた道具)と、インドの国々の王、ゴンドファルネスのために宮殿の建設を担った、聖トマスの直角定規である。側面の板には、「H」 の文字と、二重の「C」が施されているが、それはアンリ2世のモノグラムで、聖パウロのプレートの下部には王の紋章の三日月模様も見られる。色付きのほうろうが白地に施され、全体の装飾性に色を添えている。
歴史的背景
アレクサンドル・ルノワールは、この連作を、サント・シャペルの祭壇画と共に、フランス建造物美術館のディアンヌ・ド・ポワティエの墓の複製の台座の上に飾った。彼は著作の中で、初めに、これらがフォーブール・サン=ジャック通り(現在のサン=ジャック通り)の女子修道会、フイヤン修道院に由来すると述べている。この由来に関する説は、フイヤン会の修道院から小さな道を一本隔てた、ウルスラ女子修道会の修道院から由来するというものよりも可能性が高い。ウルスラ会の革命時の財産目録は、なにより大変みすぼらしいものであった。
作者と制作年の推定
この作品とは打って変わって、完全に文書による裏付けが存在するシャルトルの十二使徒の連作と大いに似通っていることから、この連作はレオナール・リムザンの作であると推定することができる。父のフランソワ1世ではなく、アンリ2世の紋章が入っていることから、この作品が最初の連作から複製されたのは、アンリ2世の治世の初期であると考えることができる。元来どこに宛てて制作されたのは定かでない。というのもフイヤン女子修道会は、17世紀初頭にパリに導入され、この作品が置かれていた修道会の建物は、18世紀初頭になって初めて建設されたからである。
作品データ
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レオナール・リモザン(推定)
フイヤン女子修道会の使徒
16世紀中頃
リモージュ
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銅版にほうろう絵付け、木材
高さ91.50cm、幅43.50cm高さ91.80cm、幅43.40cm
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1816年ルーヴルに収蔵
ガリオ・ド・ジュヌイヤックの姿の聖パウロ、フランソワ1世の姿の聖トマス
MR XIII suppl. 210
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リシュリュー翼
2階
アエネイスの親方
展示室15
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
