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作品 フクロウ形コリントス形象アリュバロス

古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門 : アルカイック時代のギリシア美術(前7-前6世紀)

フクロウ形コリントス形象アリュバロス

© 2008 RMN / Hervé Lewandowski

古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
アルカイック時代のギリシア美術(前7-前6世紀)

執筆:
Padel-Imbaud Sophie

高さ5cmの、驚くほど表現力豊かな図式化した仮面を持つ、この小さなフクロウは、香油壺(アリュバロス)でもある。それは、その容器の内側、口、その基盤に位置する吊るすための穴により示めされている。この作品の魅力は、彫像された形の完全な技術と、線画、黒色釉薬、色の加筆などの装飾の構成要素である。

コリントスの生産の繁栄

幾何学様式時代アテナイよりもかなり後退していたコリントスは、東洋化の時代(紀元前7世紀)には主要な陶器の工房になった。このコリントスの生産期間は、原コリントスと呼ばれる。その成功は、容易に輸出できる小型香油壺の専門化、すでに存在する黒い輪郭に線刻と色の加筆を加える、黒像式の新しい技術の発明、そしてこの時代とても人気のあった東洋風のレパートリーの採用に説明される。

フクロウ形の香油壺

後期原コリントス(紀元前650年から625年)には、陶工と画家の妙技は、小型の壺の生産と共に最大の発達を遂げた。そこには、時にこの作品例のような動物の形も見受けられる。この壺は、頭を傾け、驚いた大きな目をした、表現力豊かな小さなフクロウの形をしているが、アリュバロスである。コリントスは、この小型香油壺を専門としていた。実際この物体の中には収納部分があり、液体の流れを容易にするため胴部の下には穴が開いていた。同様に、この壺を腕に引っ掛けるため、この同じ胴部に二つの穴が開けられている。黒の絵の具、赤の加筆、線画、配列した線は、この壺を装飾し、偶然に起きた焼成の際の激しい焼付けは、本来は黒いままであるはずの羽根の一部を、明るい赤色に着色した。

出典

Denoyelle M., Chefs d'oeuvre de la céramique grecque dans les collections du Louvre, 1994, p.34, no12.

作品データ

  • 無名

    フクロウ形コリントス形象アリュバロス

    紀元前640年頃

    ギリシア

    コリントス

  • 陶土、鋳造、黒色釉薬、赤色の加筆

    高さ5cm

  • 1907年購入

    CA 1737

  • 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術

    シュリー翼
    2階
    ギャラリー・カンパーナI ギリシャ陶器 幾何学様式時代と東方化様式時代
    展示室40

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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