Go to content Go to navigation Go to search Change language

ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>ラクダの置き時計

ラクダの置き時計

© 1995 RMN / Daniel Arnaudet

工芸品
18世紀:ロココ

執筆:
Voiriot Catherine

1988年からラクダの置き時計は豊穣の間に展示されている。
ラクダが一頭、4つ脚の台座の上にしゃがんだ格好で時計の文字盤を背負っている。その側面には2枚の翼とロカイユ風の波紋が施され、上部には日傘をさしたインディアンが乗っている。時計の仕掛けは、時計職人ブランドーが手がけた。
この置き時計には、王冠を頂いた『C』の検証印が押されているが、これは1747年から1749年の間に、すべての金属製の作品に付せられたものである。これにより制作年が明らかになる。


動物を主題にした置き時計

動物を主題にした置き時計には、サイ、象、ライオン、馬、猪、竜の像が見受けられる。ラクダの主題は比較的珍しい。

ヨーロッパ人の異国趣味

動物使いとも称されるインディアンは、羽根付き帽を冠っているが、その衣装は、実際に忠実なわけでも、基づいているわけでもない。彼はラクダと対になる役目を果たしている。彼は左を向き、右を向くラクダと対称になっている。そしてまた、彼とラクダは見つめ合う形になっている。
ルイ15世下では、人々の異国情緒への憧れは、置き時計においては特に、『中国人』や『インド人』の像を用いることで表示された。

想像性豊かなブロンズの型

この型は、とりわけ空想的に表われている。ラクダは本当に、文字盤を背負ってそれを持ち上げようとしているように見える。ラクダが描く動きや、インディアンがラクダに向かって見せる動作によって、この置き時計のデザインは血が通ったものになっている。それに、装飾要素を時計の側に人工的に重ね合わせたような印象も与えない。全体の構図は、すべてが調和をなし、完全に功をなしている。

出典

Daniel Alcouffe, Les bronzes d'ameublement du musée du Louvre, 2003.

Carle Dreyfus, "Un nouveau don d'objets mobiliers du ministère de la Guerre au musée du Louvre", in le Bulletin des musées de France, 1913, pp. 5-6, fig. 1.

Madeleine Jarry, Chinoiserie. Chinese Influence on European Decorative Art 17th and 18th Centuries, Fribourg, 1981, pp. 204-205.

Hans Ottomeyer et Peter Pröschel, Vergoldete Bronzen, volume 1, Munich, 1986, p. 119, fig. 2, 6, 5.

作品データ

  • ニコラ・ブランドー(1788年以降に死亡)時計職人

    ラクダの置き時計

    1745-1749年

    パリ

  • 金箔を貼ったブロンズ

    高さ57cm、幅34cm、奥行き20cm

  • 1912-1913年、軍司省から分与

    OA 6636

  • 工芸品

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

チケットを購入する

作品の補足情報

検証印:王冠を頂いたC