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レベス
© 2005 RMN / Hervé Lewandowski
古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
アルカイック時代のギリシア美術(前7-前6世紀)
この納骨用の桶は、ピレウスの東部に位置するアテナイの港のうちの一つ、ファレロンにて発見されたアッティカ地方の墓所に由来する。この作品は、紀元前6世紀の最後の数十年に制作され、大理石製の桶(Ma3164)により構成されている。その中には、死者の高熱で焼かれた骸骨が依然に収納してある、ブロンズ製のレベスが置かれていた。この器具は、ボビンの形をした四つの留め金を備えている。その二つは把手にもう二つは蓋をその場につないでおくための、鉄製の小さな茎に付いている。
アッティカ地方のある墓所の出土品
ピレウスの東部に位置するアテナイの港のうちの一つ、ファレロンのアッティカ地方の墓地は、死者の遺灰と燃やされた骨を収納するための葬儀用の櫃をもたらした。墓は、紀元前6世紀の最後の数十年にさかのぼる。発見されたこの骨壷は、1904年に購入された後にルーヴル美術館のコレクションに加わった。
納骨用の櫃
この作品は、平らな蓋に覆われた、ヒメトス山(アッティカ地方)の大理石に刻まれた、やや口が広がった輪郭の円柱形により構成されている。この桶の外側とその蓋は、きりを使った加工により簡単に荒削りされているのに対し、内側の面は、たがねにて平らにされている。大理石製のこの櫃は、その胴が球形の鍋のような、ブロンズ製のレベスを収納している。その中には、死者の骸骨が依然に保管されている。これらは初め、アッティカ地方で発見された、いくつかの骨壷の中身が証明するよう、おそらく布地で包まれていた。この器具は、ボビンの形をした四つの留め金を備えている。その二つは把手に、もう二つはその真ん中に孔が開けられ、蓋をその場につないでおくための鉄製の小さな茎に付いている。
広く使われた容器の型
四つのボビン形の留め金を持つこの種のレベスは、神殿への奉納品として、または墓地の骨壷として、アルカイック時代の末から5世紀の間アッティカ地方にて広く使用された。ペルシア戦争の直後、これはエピタピア、ヘラクレイア、エレウテリアなどの、新しく設置された祭りの際に行われる、競技の勝者に褒賞として捧げられたとも思われる。勝者は、その後この器具を骨壷のように使用することができた。ルーヴル美術館に保管してあるアンベロキピのレベスなどの、複数の作品例は、アッティカ地方の墓にて発見された。それらは、しばしば壺口の縁に刻まれた公式な決まり文句に伴われている。アンベロキピのレベスの文章は、葬祭の競技の組織を担った執政官により作成された。
作品データ
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レベス
ファレロン(アテネ付近)、ギリシア
アッティカ地方、ギリシア
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槌打ちされたブロンズ製レベスヒメトス山の大理石製の櫃、錐とたがねにて加工
高さ38cm、直径60cm(大理石の櫃)
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1904年購入
Ma 3164, Br 2589
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
