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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>一対の耳飾り
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一対の耳飾り
© 1983 RMN / Gérard Blot / Christian Jean
古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
エトルリア美術(前9-前1世紀)
その装飾の独創性と巧みな技巧により、これらの筒型の耳飾りは、アルカイック時代のエトルリア文明の洗練と豊かさを証明している。金銀細工師は長期にわたり、粒状細工や線状細工など、近東より導入された技術に習熟していた。これらは細い金糸と金の小粒で加工された幾何学模様と植物模様にて装飾され、打ち出しによる牡牛の頭部により区切られている。
アルカイック時代のエトルリア金銀細工の飛躍
この一対の耳飾りは1863年、カンパーナ侯爵のコレクションと共にルーヴル美術館に蒐集された。この装身具の型は、エトルリア文化が栄えた時期にあたる、前6世紀後半にとても普及した。墓の中で発見された埋葬品は、この作品に類似した大多数のとても豪華な金製の装飾品をもたらした。これらの耳飾りは、ある工房にて製作されたが、発見された情況が不明のため、明確にその産地を限定することは困難である。これらはおそらくエトルリア中部のチウジーに由来するとおもわれる。
装飾の大いなる独創性
エトルリアの金銀細工師は、この作品の中で柄の多様性のなかに顕著に見られる、装飾の大いなる独創性を示している。それはこれらの金製耳飾りの魅力を高める。これらは線状細工のリボンにて区切られた、2つ区画に分離された表面をもつ、筒型でできている。ひとつ耳飾りの裏側は、パルメットと披針型の花びらをもつ略綬により装飾されている。もうひとつの目に見える部分には、打ち出しで加工された細かい粒状装飾、果実、植物柄などで覆われた球状の装飾がなされ、2つの牡牛のプロトメが表現された間は型押しで装飾されている。
エトルリア金銀細工の巧みな技巧
この装飾の洗練された様子は、この時代の金銀細工師が取得した巧みな技巧に、その多くを担っている。使用された技巧の多くは、前7世紀の東洋化の時代の間、ギリシアを通し近東から取り入れられたものである。エトルリア人は直ぐに、これらの技巧を完璧に近い状態にまで習得した。特に粒状装飾や線状装飾は、異なった柄を浮き立たせるため、金製の極小の粒や貴重な鉄製の細い糸の上の光の反射を利用しながら、明暗法の凹凸効果をそこに作り上げることを可能にする。このように得られた細部は、これらの装飾品の小ささにも関わらず、その細かさや明確さにて際立っている。
出典
- CRISTOFANI M., MARTELLI M., L'Oro degli Etruschi, 1983, p. 166, n 143.作品データ
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一対の耳飾り
前6世紀後半
チウジー(?)イタリア
エトルリア
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槌打ちされ、切り取られた金箔、型押し、打ち出し、粒状細工、線状細工にて装飾金
直径1.92cm、幅1.85cmと1.87cm
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旧カンパーナ・コレクション、1861年購入
Bj 253, Bj 254
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ドゥノン翼
1階
エトルリアII
展示室19
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
