Go to content Go to navigation Go to search Change language

ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>兎の皿

作品 兎の皿

イスラム美術部門 : セルジューク朝・モンゴル帝国・イスラム教徒の地中海世界

兎の皿

© 2007 Musée du Louvre / Claire Tabbagh

イスラム美術
セルジューク朝・モンゴル帝国・イスラム教徒の地中海世界

執筆:
Makariou Sophie

テル・ミニス(アレッポ地区)で、見つかった陶器は、技法上、12世紀のものと推定されている。シリアは、すでに、ファーティマ朝に属していないが、これらは、まさにファーティマ朝様式である。

兎のある皿

棕櫚葉と茎の非現実的な地にまさに飛び跳ねているようにみえる兎が表わされている。周囲の装飾のない白地が、このモチーフを大きくみせている。ラスター彩の深い金褐色のこの動物の体と棕櫚葉と八弁の大きい葉には、毛彫りで入れた軽いモチーフの装飾がある。

テル・ミニス

植物のレパートリーとその扱い方で、通称「テル・ミニス」陶器と呼ばれているものと、推定できる。テル・ミニスは、隠し場所が発見された所の名で、そこから百点ほどの陶器が出た。
丸い葉、三角の葉、二つに折れた長い鋸歯状の葉、花綱状の葉が、小さな丸い節で飾られ曲がりくねった茎に付いて、架空の植物相を表現している。装飾の軽やかさ、その効果、棕櫚葉のように長い耳をもつ野兎が表わすユーモア、これらすべてがこの作品の成功につながっている。

出典

- PORTER V. ; WATSON O., « ‘Tell Minis’ Wares », Syria and Iran, Three Studies in Medieval Ceramics, Oxford Studies in islamic Art, vol. IV, Oxford, Oxford University Press, 1987.

作品データ

  • 兎の皿

    12世紀

    テル・ミニス、シリア

  • 珪石質陶器、透明釉上、ラスター彩

    D. : 22,1 cm ; H. : 6,7 cm

  • 1905年、レオン・ドリュ遺贈

    OA 6044

  • イスラム美術

    リシュリュー翼
    地上階
    エジプト、近東、アナトリア 12‐13世紀
    展示室8

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

チケットを購入する