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手鏡
© 1997 RMN / Hervé Lewandowski
古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
エトルリア美術(前9-前1世紀)
クラシック時代とヘレニズム時代の間、エトルリアの職人は、神話の場面で装飾されたブロンズ製の鏡の生産にて名を上げていた。この作品は銘文にて示されたトゥラン(アフロディーテ)が白鳥に跨り、アナカリプシス(覆いを取ること)の仕草をしているところを表現している。ギリシアにて前5世紀に出現したこの主題は、前4世紀のエトルリアにて再び取り上げられ成功を収めた。
エトルリアの彫刻された鏡
前4世紀と3世紀の間エトルリア人はとりわけ、女性の見繕いのための贅沢品である、彫刻された鏡の大量生産にて名を上げた。それらは、ヘレニズム時代または現地の神話から取り入れた、多彩な場面にて装飾されていた。前4世紀末にさかのぼるこの鏡は、最も広く普及された型に属している。円盤と同時に鋳造された柄の末端は、女性を象徴する動物である雌鹿の頭部が模られている。円盤の反射する面は、軽く湾曲しており、反対側は線刻された柄にて装飾されている。
白鳥に跨るテゥラン
この鏡に表現された主題は、とりわけこの道具の役割に適合しており、ブロンズ鋳金師が強いられた円い枠に完全に合致している。円盤は月桂樹の粒状装飾により境界が敷かれている。中央のメダイヨンにはテゥラン(ギリシア語でアフロディーテ)が存在する。その人物判断は、この女性の顔近くの右から左に書かれた銘文により確定する。この女神は彼女の伴侶のうちのひとりである、白鳥のうえに乗馬座りをしている。羽を広げたこの鳥は、口ばしに小枝をくわえている。トゥランは、左腕をこの鳥の首に絡めながらも、その右手は覆いを剥ぐ仕草(ギリシア語でアナカリプシス)をかすかに示しながら、裾を取り払っている。
ギリシア、イタリアの大型絵画の反映
エトルリアのいくつかの鏡は、細部のみがいくらか異なる、同じような場面で装飾されている。この柄は、前5世紀ギリシアにて、とりわけ色彩装飾されたテラコッタ製の杯などに見受けられた。
出典
- EMMANUEL-REBUFFAT D. , Corpus speculorum etruscorum, 1, I, 1988, n 1, p. 27-28.作品データ
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手鏡
前4世紀末
エトルリア
イタリア
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ブロンズ、鋳金、彫金細工された金属
高さ28.8cm、直径13.9cm
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旧カンパーナ・コレクション、1861年購入
白鳥に跨るアフロディーテ
Br 1720
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ドゥノン翼
1階
エトルリアIII
展示室20
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
