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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>神の像を持ったラモーゼの小像
作品 神の像を持ったラモーゼの小像
古代エジプト美術部門 : 新王国時代(前1550-前1069年頃)
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神の像を持ったラモーゼの小像
© 2004 Musée du Louvre / Georges Poncet
古代エジプト美術
新王国時代(前1550-前1069年頃)
デル・エル=メディーナの村長であったラモーゼは、極めて長寿で、多大な影響力を持った人物で有名だった。エジプトにおける政治概念上の本質的仕事であった、王家の墓の造営に従事する職人たちの長という役職を担っていた。この小像では、葬祭の神々の像を差し出して見せているが、銘文には食事に関する祈願のみが刻まれている。
極めて特殊な村
ラモーゼは、宰相直属の中央行政庁の高官、「真理の地(デル・エル=メディーナ)における王の書記」と言う肩書きを持った重要な人物で、国宝級の名工たちの仕事を管理していた。デル・エル=メディーナ村に住んでいた職人達が、王家の谷や王妃の谷に王家の墓を掘り、その装飾に従事していた。王が亡くなると、後継者が正当に王座に着くためには、亡くなった王を必ず埋葬しなければならなかったので、この村の住人や村長は、エジプト政治体制の中核で働いていたと言える。
避けては通れない人物
役職からしてすでに重要な人物であったラモーゼであるが、その他に、約30年間という極めて長期間書記の職務に付いていたことで有名である。さらに、少なくとも墳墓を1基、ステラ(石碑)を25体、彫像を6体,供物卓を3台など豊富な作品を残していることでも知られる。ラモーゼは、この村の行政官から精力的な指導者に身を変えてしまったようだ。
神と食事
ラモーゼは、両手にオシリス神とネフティス女神が座っている玉座を握っている。オシリス神は冥界の偉大なる王で、ネフティス女神は、かの有名なイシス女神の協力者であった。オシリスの妹で妻でもあるイシスは、呪術を使ってオシリスを蘇生させた女神である。この神々の足元には、今日では著しく損傷しているが、かつては、防腐処理された臓器を保存する役目を担った「ホルス神の4人の息子たち」イムセティ、ハピ、ドゥアムウトエフ、ケベフセヌウエフの4体の立像が彫られていた。我々鑑賞者は、背後に刻まれた銘文がなければ、形而上学的な様々な神の像から、謹厳な雰囲気を感じ取っただろう。しかし銘文から、実は毎日の食事を乞う目的で作られていたことが明らかになった。
作品データ
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神の像を持ったラモーゼの小像
第19王朝、ラメセス2世治世下
デル・エル=メディーナ、ラメセス2世のケヌウ館
テーベ地方出土
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高さ37cm、幅13cm、奥行き21.80cm
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1939年に行われた発掘の分配分
E 16378
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シュリー翼
2階
新王国時代:ラメセスの時代 紀元前1295‐紀元前1069年頃 王子と廷臣
展示室28
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
