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作品 装身具の部品

古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門 : アルカイック時代のギリシア美術(前7-前6世紀)

装身具の部品

© 2008 RMN / Hervé Lewandowski

古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
アルカイック時代のギリシア美術(前7-前6世紀)

執筆:
Astier Marie-Bénédicte

マケドニアのアクシオウポリスの墓場にある女性の墓から、ブロンズ製の装身具の部品にて構成された、埋葬品が豊富に発見された。死者は、ひとつの銀製の指輪、2つの腕輪、そして中央の飾り金、鐘形の5つの下げ飾をもつ、円い粒状の線で装飾され、人物像が置かれた2つの複雑な部品で装飾されたベルトを身につけていた。この墓は、前7世紀後期にさかのぼる、単純な石の土手で構成されている。

マケドニアのアクシオウポリスの墓場

1918年6月、フランス軍の歩兵隊の分遺隊は、ボヘミッサ村(原アクシオウポリス)付近の溝を掘っていたところ、考古学遺跡を発見した。この遺跡は、ギリシア北部、テッサロニーキから50kmのところにある、アクシオセンの右岸に位置する。この偶然の発見により、前6世紀と7世紀にさかのぼる、20数個の墓が出土した。墓の多くは、手が掛かっておらず、急遽作られたもののように見える。浅く掘られたこれらの墓は、単純な石の土手で構成され、平らに敷かれた石、またはピトス(土器)の破片にて封鎖されていた。採集された埋葬品は、主にブロンズ製や銀製の品々から構成され、鉄製のものは、頻繁に土の腐食作用のため消滅していた。埋葬された死体の人骨もまた、埋葬条件によりかなり痛んでいた。

第二の墓の埋葬品

前7世紀後期の女性の墓である、第二の墓は、死者の足元に置かれた壺の破片、頭部と骨盤のあたりに置かれた複数の装身具の部品で構成された、豊富な埋葬品を出土させた。これらは、1919年ルーヴル美術館のコレクションに加わった。

女性装身具の部品

死者は、ひとつの銀製指輪、2つの螺旋状の腕輪(ブロンズ製腕輪)、いくつかの飾玉のみが残る、琥珀製またはテラコッタ製の複数のネックレスを身につけていた。そして複数のブロンズ製下げ飾もまた出土された。それらのうちの5つは鐘形、他の2つはより複雑で、縦線状の小さな円い突起でできており、肘を膝の上に置いた、とても図式化された座った人物像が置かれている。習慣として、これらの2つの部品は「壺の栓」(jug-stoppers)と呼ばれているが、これらはおそらく他の5つの下げ飾のように、引っ掛けられており、その中央が幅の広い飾り金で装飾されたベルトの部品であると思われる。

出典

- HAMMOND N. G. L., A History of Macedonia, I, 1972, p. 353.

- REY L., « Bohémica (Bohémitsa) », in Albania 4, 1932, pp. 40-42, fig. 5-6.

作品データ

  • 装身具の部品

    前7世紀後期

    女性の墓(第二の墓)アクシオウポリス(旧ボヘミッサ)ギリシア北部

    マケドニア産

  • 飾り金:ブロンズ、銀、鋳造、槌打ち、線刻輪:銀

    飾り金の直径8.8cm、輪の直径1.90cm

  • 1919年東洋軍考古学部隊の送品

    Br 4574, Br 4583, Br 4584, Br 4515, Br 4564, Br 4565, Br 4566, Br 4567, Br 4568Br 4569, Br 4570

  • 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
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水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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