Go to content Go to navigation Go to search Change language
-
Select language
- Plan / Information (Français)
- Plan guide accessibilité
- Plan / Information (English)
- Plan for visitors with mobility impairments
- Mapa / Informação
- Mappa/ Informazioni
- Plan / Information (Deutsch)
- 見取り図/館内のご案内
- Plano / Información
- 卢浮宫博物馆导游图
- план / информация (Русский)
- 루브르 박물관 관람 안내
- مخطط الزيارة\ المعلومات
- Plan / informacja (polski)
Can't play the medias? Download Flash Player.
鐘
© R.M.N./Chuzeville
工芸品
18世紀:ロココ
1775年のリスボンの地震により破壊されたため、ポルトガル王室の金銀細工品は新しく補われなければならなかった。ポルトガルのジョゼフ1世(1714-1777年)は、フランス人の金銀細工師、フランソワ=トマ・ジェルマン(1726-1791年)のもとに依頼を持ちこみ、彼はヨーロッパでも最も華々しい調度品を制作した。この注文は、ポルトガル王からフランス王御用達の金銀細工師のもとに寄せられた注文の中で、最も大きなものである。ルーヴルの鐘は、この調度品の豪華さだけでなく、金銀細工品の技を証明する作品である。
狩猟に関する主題をモチーフにした鐘
この壮大な作品は、溝彫り装飾で掘られた10枚の花弁形切り込が施された楕円形の台座と、その上部の、木の切り株をもつ岩に覆われた、丘から構成されている。その、地震の災害を思い起こさせる、切り株の横には、雌犬が一匹と狩りに関する事物(雌犬の前の3羽の死んだ鳥、後ろには死んだ鳥とノウサギが1羽ずつ)が配置されている。そして切り株には網、狩猟用のらっぱ、死んだノウサギが1羽と獲物袋がひっかかっている。丘と台座の上には、獲物の煮込みを調理するための野菜(きのこ、たまねぎ、ピクルスなど)が散在している。両側の柄を形づくっているのは、一方には網、そして反対側には木の根である。狩猟の主題は、18世紀前半の金銀細工の食器類には繰り返し用いられた。この主題系は、貴族や王族に好まれたスポーツであった狩猟の引喩であるが、同時に、皿に盛り付けられる料理を、想起させるものでもあった。
ポルトガルのジョゼフ1世の食器セット
1755年11月1日、リスボンで起こった地震は、リスボンの街に、建物、そしてポルトガルのジョアン5世(1689-1750年)がトマ・ジェルマン(1673-1748年)に注文して作らせた、王室の金銀細工品が破壊される、大損害を与えた。ジョアン5世の息子、ポルトガル王のジョゼフ1世(1714-1777年)は、王室の食器類を復元しなければならなかった。それに際して、彼はトマ・ジェルマンの息子、フランソワ=トマ・ジェルマン(1726-1791年)のもとに依頼をよせる。ジェルマンは、フランス風の給仕、すなわち食卓に同時に皿が運ばれる給仕方、のための食器セットを4点制作する予定を立てていた。この膨大な注文を引き受けるに際して、ジェルマンは、彼のルーヴル宮内の工房で約100人の職人をつかっていた。1765年に倒産してしまったため、ジェルマンは注文を仕上ることができず、4点目のセットは届けられなかった。しかしながら、およそ1200点の食器がリスボンに届けられた。ポルトガルは現在、このセットに含まれていた中の、非常に多くの食器類を保存しており、その他はニューヨークのメトロポリタン美術館、パリの装飾美術館、そしてルーヴル美術館で見られる。これらはもちろん、1777年にジョゼフ1世の娘が女王として戴冠した際に、即位式で見せつけられた食器セットのことである。
装飾に対する固執の極み
狩猟に関する装飾要素を使用するのは、金銀細工の世界では目新しいことではなく、すでに1733-34年にはトマ・ジェルマンが、パンティエーヴル=オルレアンの食器セットの、テリーヌ鉢の蓋に使っていた。この傾向は、その後発展し、20年後にエドメ=ピエール・バルザックとアントワーヌ=セバスティアン・デュランが、同じセットのために制作した鐘は、丸彫りで表現された森の動物の生活を描いた場面に、持ち上げられている。その原理は、ここでフランソワ=トマ・ジェルマンの手で、その洗練され、空想的な線のピラミッド型の構造により、より強調されている。あふれんばかりの、優美な形状は、その装飾要素一つ一つの豊富さとともに、ロカイユ様式の絶頂期の典型である。それは、ジェルマン自身がその扇動者となるのだが、古代にインスピレーションを得た、より簡素な線の復帰が起こる、数年前のことであった。
検証刻印:職人:FTG(フランソワ=トマ・ジェルマン)と毛束;役所印:冠を頂いたR(パリ1757-1758年);輸出:雌牛(1775年)
出典
BABELON Jean-Pierre, Versailles et les tables royales en Europe, Paris, Éditions de la Réunion des musées nationaux, 1993, pp. 303-310Poinçons : Maître : FTG (François-Thomas Germain) avec une toison ; maison commune : R couronné (Paris 1757-1758) ; exportation : vache (1775)
作品データ
-
フランソワ=トマ・ジェルマン
鐘
1758年
ポルトガル、王室コレクション
フランス、パリ
-
鋳造、彫金した銀
高さ47.5cm、幅57.3cm、奥行き53.6cm
-
1982年取得
OA 10923
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
