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ホーム>作品と宮殿>コレクションと学芸部門>頭部型の首をもつ原コリントス卵型アリュバロス
頭部型の首をもつ原コリントス卵型アリュバロス
© 1996 RMN / Hervé Lewandowski
古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
アルカイック時代のギリシア美術(前7-前6世紀)
このルーヴル美術館の原コリントスのアリュバロスは、女性頭部型に鋳造された首により、多数の小型の壺のなかでも際立っている。この首の長い小瓶は、コリントスの工房にて生産、配布され、地中海全域に普及した最も洗練された壺のうちの一つである。香油を収納したこれらの壺は、格闘技の後に体に油を塗るための男性用のものであった。これらのうちの多くは、墓の中で発見されたため、そのため保存状態は良い。
原コリントスの壺
紀元前8世紀末から7世紀(紀元前720年から630年)のコリントス産の壺は原コリントスの壺と呼ばれた。それは特に香油用の壺である多様な型のアリュバロスや、後のアラバストロンを指す。これらの壺のギリシア世界での広範囲な普及は、異なった形の小型、安価、そして持ち運びに容易なことと、香油の輸出に帰依している。733年にシラクサを創設したコリントス人は、西部の商業通路を開拓し、商を占領した。地中海全域で発見された大量のコリントス陶器より、彫刻を基に、使用された考古学地層の明確な年代を与える事ができる。この絵の具で描かれた装飾の年代決定方は、比較により、イダロス様式と呼ばれた同時代の彫刻に、より明確な年代を与えることを可能にする。
チギの作品群
チギ・コレクションに属していたあるオイノコエの名から、このように呼ばれるこの作品群の壺は、一帯に装飾されたとても入念な細密な様式により描かれている。底は、この時期の特徴である、点々の略綬により埋め尽くされている。胴部の中央部である、最も幅の広い部分は2.50cm以下であり、野うさぎの狩を描いた最も幅の広い部分は0.50cmであることは注目すべきことである。動物またはここで描かれているような狩のフリーズの装飾は、東洋の影響を明らかにし、特徴的でとても人気のある戦争の情景は、この壺の香油が、格闘技の後、男性に使用されていたことを強調する。ルーヴル美術館のアリュバロスには、二つの決闘が壺の中央部地帯にて繰り広げられている。武器を持ったままの負傷した重装歩兵は、傾き地面に横たわっている。原コリントスの画家は、細かい線刻と多彩な様式を作り出す加筆を用いた、黒像式の技法を使用した。しばしば彼らは、ルーヴル美術館に保管してある小さなフクロウ(CA1737)のように、全体を鋳造、またはこの作品のように一部のみを鋳造し造形的な形(女性の頭、動物など)を与えた。
ダイダロス様式
7世紀の間、ダイダロスという彫刻家の名に由来する、通称ダイダロスと呼ばれる様式が出現した。伝説によると彼は、彫刻を制作に卓越し、開いた目、前進するために開かれた脚、体から離れた両腕、両手を初めて表現をした。この様式は、東方からもたらされるものと平行し、全ての工房、全ての表現手段に普及、導入された。浮彫や石でできた彫刻そしてこの壺には、長い三角の頭、アーモンド形の大きな目、かつらのような髪をもつ正面を向いた、小像の同じモデルを見出す事ができる。コリントスの陶芸家またはブロンズ鋳金師は、壺または鍋などの装飾する人物を加工するために同じ主題を採用した。
出典
- PAYNE H.G.G., Protokorinthische Vasenmalerei, 1933.- BENSON J. L., Earlier Corinthian Workshops. A Study of Corinthian Geometric and Protocorinthian, 1989.
- COOK R.M., Greek Painted Pottery, 1997.
- BOARDMAN J., Aux origines de la peinture sur vase en Grèce, 1999.
- MARTINEZ J.-L., La Dame d'Auxerre, 2000.
作品データ
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チギの作品群(に帰属)
頭部型の首をもつ原コリントス卵型アリュバロス
東洋化の時代、後期原コリントス様式;紀元前650年頃
テーバイ(ギリシア)
コリントス(ギリシア)
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陶土;赤像式;釉薬、線刻、赤色の加筆;鋳造された頭部
高さ7.20cm、直径3.90cm
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旧ガラニス・コレクション、1898年取得
CA 931
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シュリー翼
2階
七つの暖炉の間
展示室74
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
