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香炉
© 1985 RMN / Pierre et Maurice Chuzeville
古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術
エトルリア美術(前9-前1世紀)
この香炉の支えは、クロタルの音にあわせ踊る、ライオンの足型の三脚にのせられた若い女性を表現している。その体を走る鼓動、極端に長い両手により続いている、人物に生命感を与える優美な動きは見るものに、エトルリアの儀式にて音楽とともに重要な役割を果たす踊りに参加するよう促す。
人物像が模られた支えを持つ香炉
このブロンズ製の香炉は、アルカイック時代とクラシック時代の間エトルリアにて普及された、贅沢な小型家具の人気を示している。この作品は、蝋型無垢鋳造技術にて、前5世紀初頭に制作された。小型円盤の上に置かれたライオンの足型の三脚は、クロタルの音にあわせ動く踊り子がのる、円い板を支えている。その衣装は、円や星型の細かい刺繍を表す線刻がされている。円柱型の柱身は、6個の蝋受けにより装飾され、花形が頂点に模られた、小像の頭部の上に置かれている。
踊りと音楽への誘い
若い女性を掻きたてる鼓動、その腕や脚に生命感を与える優美な動きは、エトルリアの儀式に伴う踊りや音楽に参加するよう、見るものに直接呼びかけている。ブロンズ彫金師は、動作により広がりを持たせるため、両手の大きさを故意に拡大した。
ヴルチの工房の生産
作品が発見された場所や制作された場所は、正確には知られていないが、この香炉持ちは通常ヴルチ(エトルリア中部)のブロンズ鋳金師が手がけた製品のように考えられている。というのも、同時代に作られた、ヴルチの香炉や香炉持ちの人物像と、この小像に類似性が存在するからである。その多くは、小型円盤の上に置かれた3つの野獣の足型をした、類似する三脚の上にのっている。それに加えアルカイック時代、ヴルチの職人は、支えが頻繁に人物や動物像で飾られた、ブロンズ製小型家具や食器の生産で特に名をあげていた。
作品データ
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香炉
前5世紀初頭
エトルリア
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ブロンズ、無垢彫像、線刻
高さ43cm
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旧ルーヴル美術館収集品
クロタルを持った踊り子(香炉)
Br 3145
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ドゥノン翼
1階
エトルリアI 夫婦の棺
展示室18
来館情報
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)
休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
