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ルーヴル美術館の優先プロジェクト
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2000-2004年の時点ですでに、ルーヴル美術館のサイトwww.louvre.frには年間600万件近いアクセスがありました。実際に美術館を訪れる人数とほぼ等しい数字です。サイトにアクセスする方々は、次のように分かれます。 -実際にルーヴルを訪れる予定があり、見学に備える方。ルーヴルは、来館方法や展示内容などをご案内します。 -住まいがどこであれ、わざわざルーヴルに来館することなく収蔵作品について学び、新しい発見をし、知識を得たいと思っている方。 -ルーヴルの企画や収蔵作品について、徹底した最新の情報を求める学生や研究者の方。 -ルーヴルになんとなく興味を持っている方や若者。ルーヴルは、ぜひこうした方々に美術館の魅力を伝え、展示を見に来ていただきたいと思っています。
利用者の方々には、実際に美術館を見学する方とサイトにアクセスする方、海外からの方とフランスの地方やパリ市内および近郊からの方、老いも若きも、美術に詳しい方もそうでない方も含まれます。こうしたすべての方々が、美術館の利用者に対する方針や文化開発の方針にとって重要な意味を持っています。インターネットという手段は現代の生活様式においてますます広く利用されるようになり、美術館のあり方を考える上で欠かせない道具になっています。
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3メセナの連携によって実現したプロジェクト
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早くも2001年、ルーヴル美術館は大規模なインターネット・プロジェクトを実行に移しました。目的は、美術館の活動全体に及ぶ技術的知識を丸ごと忠実に反映したウェブサイトの制作です。多分野の作業チームを揃えたこの大掛かりな計画は、メセナの筆頭アクセンチュア社による戦略的調査と人材提供メセナのおかげで実現しました。さらに2つのメセナ、クレディ・リヨネ銀行(400万ユーロの資金援助)とブルーマティーニソフトウェア社(技術上の業務提携および基盤となるソフトウェアの提供)がアクセンチュア社に加わり、このメセナの連携によってルーヴル美術館のインターネット・プロジェクトが進展しました。 サイトはフランス語と英語で公開されていますが、さらに大日本印刷株式会社を中心に、もう1つのメセナの連携がサイトの日本語版を実現させます。 サイトの全体構想は2001-2004年にまとまり、続いて技術面での実行に移りました。この作業は2004年4月以降完全に外部委託され、2005年夏に公開されました。この間ルーヴルでは、文化開発部内に新たにインターネット課が設置され、従来の紙面編集や視聴覚資料の制作に加えて、「ウェブ編集」という新しい職が明確な形をとることになりました。
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ルーヴル美術館新サイトの特長
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ルーヴルの新ウェブサイトがとくに際立っている点は以下の通りです。 - コンテンツの充実:13万点の展示作品に加え、14万点の素描もウェブ上に公開されています。ルーヴルの主要作品1500点には、利用者の興味や知識に応じて数種類の簡単な解説が付され、利用者それぞれが美術館の作品に親しめるよう配慮されています。 - 美術館の詳しい利用案内:生彩に富んだルーヴルの歴史の紹介、完全双方向性の三次元見取り図、利用者が条件と好みに応じて選べる見学コース、全活動の予定表、美術館についてのあらゆる実用的な情報など、利用者が実際の美術館を体験する上で助けとなるツールが沢山あります。 - 文化的な付加価値:ある時代や特別展についての「テーマ特集」、取り上げられた作品をよく理解するための「マルチメディア・モジュール」、他では取り上げられないニュースに焦点をあてた「マガジン」、「美術館の仕事」など。個人で、学校のクラスであるいは家族で利用する方が、本当の意味で文化体験できるような項目があります。 - 利用者への配慮:若者、専門家、記者、教師あるいは障害をお持ちの方専用のページ。それぞれの利用者にとって欠かせない情報をまとめてあります。 - 横断型の閲覧:複数のデータ・ベースを網羅する検索エンジン、各ページから関連ページへのリンクなど。サイト利用者を美術館お勧めの見所に案内するように、サイト全体が構成されています。
表に見えない特長として強調しておきたいのは、ルーヴルの新ウェブサイトが、分散した情報源をもつ特別仕様インターフェースを中心に組織されていることです。そのため美術館の各課は、インターネット課編集長を中心にそれぞれの情報をすばやくサイトに反映させることができます。
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インターネット・プロジェクトの展望
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2005年以降、ルーヴル美術館のウェブサイトは以下の計画を進めます。 マルチメディアによる真の文化的コンテンツを作り上げるための、文書収集の継続 他の言語に翻訳されたサイトの公開 ウェブ上での個人用ページ制作 子供専用サイトの作成 学術プロジェクトの公開(ウェブ上での出版、学術データベース) 美術館内での携帯端末使用 インターネットによる入場券販売の実現
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