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ホーム  > 作品 > コレクション&部門  > 彫刻 > 主要作品  > 19世紀のフランス

彫刻 : 19世紀のフランス

フランソワ=ジョゼフ・ボジオ
少年アンリ4世
1824-1825年
© Musée du Louvre/P. Philibert
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詳細
作品データ
フランソワ=ジョゼフ・ボジオ
少年アンリ4世
1824-1825年
銀、シャルル=ニコラ・オディオ(1789-1869)によって鋳造、ルイ=クロード=フェルディナン・ソヴェ(1785-1854)によって彫金
高さ1.25m、幅0.42m、奥行き0.40m
チュイルリー宮殿の書斎のためにルイ18世によって注文。作品は1824年8月25日に未完成のまま王に提出され、その後1825年12月に完成される。
1829-1852年にかけてルーヴル宮殿宝飾の間に展示される。1870年、パリ市庁舎に配置。
1873年にルーヴルに
1968年以降、彫刻部門に展示。
C.C. 37
彫刻
台座右側に記載:BOSIO PREMIER SCULPTEUR DU ROI / SOYER CISELEUR / FONDU EN 1824 PAR ODIOT ORFEVRE(国王の主席彫刻家ボジオ/彫金師ソワイエ/1824年、金銀細工師オディオによって鋳造)
インタラクティブマップ
作者
Montalbetti Valérie
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少年アンリ4世

1822年のサロンで石膏像が発表されている若きアンリ4世のこの肖像は、19世紀全般に渡って並外れた成功を収めた。新古典主義の彫刻家ボジオは、ここでトゥルバドゥール芸術を一時的に用い、親しみやすく、物語り的な歴史の観念を表現している。若々しいと同時に重々しい王のしぐさによって、彫刻の魅力がもたらされている。
作品解説

王政復古時代のアンリ4世


10歳ほどの王子が誇らしげにしっかりと佇み、左手は剣(1881年に砕かれ、紛失)の柄頭を握り、右手は無頓着に垂れている。重々しいと同時に若々しいそのしぐさは、魅力に溢れている。
この肖像は、王政復古下におけるブルボン王朝のプロパガンダに属している。彼らは輝かしい過去と王朝の創設者アンリ4世に本質的に備わった感情的な可能性を、大衆に対する王朝のイメージを高めるために用いていたのだ。ボジオは、ナポレオン1世一家の彫刻家、ルイ18世の主席彫刻家、更にはシャルル10世から男爵の称号をさずかるなど、政体の変化にもかかわらず常に恩寵を受けてきた。

トゥルバドゥール芸術



この彫刻はカノーヴァによる偉大な伝統に則して制作していた新古典主義の芸術家には珍しい作品で、トゥルバドゥール芸術を早期に一時的に用いた成功例である。帝政期に入ると同時に絵画の分野で、さらに彫刻の分野では少し遅れて発展したこの様式は、歴史における物語的で親しみやすく、習慣的な面を重視している。さらに観衆に教訓を与えることを探求した新古典主義芸術に反し、感動をもたらすことを目的としていた。国王たちの幼少時代の描写は、彼らの無垢な姿とその運命の重大さにおける対比が感動的である。衣装や付属品の克明な描写は、トゥルバドゥール様式の要素を構成している。ボジオは16世紀の肖像画であるナヴァール王家の宮廷画家であったフランソワ・ビュネル(1522-1599)が描いた《4歳のアンリ4世》(ヴェルサイユ宮殿所蔵)から想を得たものと考えられている。
いずれにせよ、画家は沈着な趣き、平然たる顔つき、人物の特徴づけの欠如といった古代からの伝統に忠実に従っているのだが、一方でその伝統に明らかな新鮮味を織り交ぜており、それ故に大きな成功を収めたのである。<

驚異的な成功


ボジオは国王の居城(ヴェルサイユ宮殿)のための作品と、アンリ4世の生まれ故郷であるポー城のための彫刻(同城所蔵)という二点の作品の注文を受けた。ルーヴルに所蔵されている銀製の彫刻は、国王の祝典のために、未完成のまま1824年8月25日にルイ18世の書斎に収められた。その後ボジオは12体のブロンズ像を鋳造するという特権を授かっている。この彫像は、19世紀に渡ってありとあらゆる素材によって複製が制作された。こうしてアルフレッド・ブローは鮮やかな色彩の釉が施されたテラコッタ製の作品(ポー城所蔵)を制作している。さらにバルブディエンヌが制作した複数の縮小版によって、大衆の間にも広く普及された。

参考文献
- HUBERT G., Les Sculpteurs italiens en France sous le Révolution, l'Empire et la Restauration 1790-1830, Paris, 1964, pp.105-108.

- PINGEOT A., LE NORMAND-ROMAIN A. et LEMAISTRE I., Sculpture française XIXe siècle (Ecole du Louvre, Notices d'Histoire de l'art n 6), Paris, 1982, n 8.

- SCHIFF G., "The sculpture of the Style Troubadour", in Arts Magazine, 1984.

- PEROT J., Musée national du château de Pau, Quinze années d'acquisitions 1970-1984, catalogue d'exposition, Paris, 1985, p.108.

- Un âge d'or des arts décoratifs 1814-1848, catalogue d'exposition,  Grand Palais, Paris, 1991, p.98-99.

見学コース

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ルーヴル美術館の彫刻部門は、王立アカデミーの会員となる際に芸術家に課せられた入会作品を数多く所蔵しています。この見学コースでこれらの彫刻作品の一部をご覧ください。

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