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ホーム>企画展とイベント>企画展>風俗画「日常を描く—風俗画に見るヨーロッパ絵画の真髄」

企画展 風俗画
「日常を描く—風俗画に見るヨーロッパ絵画の真髄」

2015年6月16日から2015年9月27日まで

毎日の生活をどのように描写するのか?日常を芸術に変えることはできるのか?このたびルーヴル美術館は、日常生活を描いた風俗画をテーマとする初の展覧会を日本で開催いたします。

風俗画はブルジョア階級や貴族階級の一部の間で成功をおさめていたにも関わらず、アカデミーや理論家達からは長い間、マイノリティーまたは下品な絵画テーマだと考えられていました。18世紀に激しくなっていった論争により、風俗画は絵画のヒエラルキーの頂点にあった《偉大な絵画ジャンル》とされていた歴史画と対立します。神話や聖書のテーマが理想化された様式で展開される歴史画に対し、風俗画の作者達は自身の家族や親密な関係、庶民的な環境を直接観察し、現実とその簡素さを描くことを探求していました。無名な人々こそが風俗画の画家達の英雄となったのです。風俗画は16世紀からヨーロッパ、特にフランドル地方で発展していきます。フランスで日常生活を主題とした絵画が発展するには、歴史画が衰退する19世紀を待たなければなりません。

ブリューゲル、レンブラント、フェルメール、テニールス、ムリーリョ、ティツィアーノ、ヴァトー、シャルダン、ブーシェ、ミレー、ドラクロワ、コローなどの偉大な画家達から、「サイダの墓碑」のような希少な古代時代の作品を結集しながら、本展覧会では作品を年代順ではなく、風俗画で繰り返し取りあげられた画題ごとに展示しています。職業や社会的地位の描写、色恋の情景や家族の親密な情景、家庭内の女性、通称《にぎやかな》風景と呼ばれる人物が小さく描かれた風景画、アトリエ内の芸術家など、歴史画と風俗画の対峙的な関係性までとりあつかっています。

コミッショナー:

ヴァンサン・ポマレード、学芸員、文化メディエーション・プログラム部長

来館情報

2015年6月16日から9月27日まで

京都市美術館
京都
日本