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作品 《ジュール・アルドゥアン、通称アルドゥアン=マンサール、(1646—1708年)建築家、王室建築総監、絵画彫刻アカデミー保護者》

彫刻部門 : 17-18世紀のフランス

《ジュール・アルドゥアン、通称アルドゥアン=マンサール、(1646—1708年)建築家、王室建築総監、絵画彫刻アカデミー保護者》

© 2009 Musée du Louvre / Pierre Philibert

彫刻
17-18世紀のフランス

執筆:
Montalbetti Valérie

この大きな胸像は、王立絵画彫刻アカデミー入会作品の中では珍らしい肖像作品の一つである。ジャン゠ルイ・ルモワーヌは、その経歴の頂点にたつヴェルサイユとアンヴァリッドの建築家を、目を奪うような大理石の仕上げで、荘厳さとともに表現している。

アカデミー入会作品では珍しい肖像

この巨大な胸像は、1703年6月30日に認可された、ジャン゠ルイ・ルモワーヌ2世の父のジャン゠ルイ・ルモワーヌの王立絵画彫刻アカデミーの入会作品である。(この原型は1699年12月29日に承認された。)アカデミーは、入会作品には稀にしか肖像を課すことはなかった。ルモワーヌの師アントワーヌ・コワズヴォも1679年の自分の入会作品として、マンサール同様アカデミーの保護者であったル・ブランの胸像(ルーヴル)を提出した。その他唯一18世紀に入会作品として制作された胸像は、1770年のエティエンヌ・ゴワ作のルイ15世像(ヴェルサイユ宮殿)である。

ジュール・アルドゥアン=マンサールの栄光

ヴェルサイユ宮殿、大トリアノン宮、マルリー城、アンヴァリッド等の建築家マンサールは、王室建築総監でアカデミーの保護者となり、その経歴の頂点にいた。ルモワーヌは、この人物像を、建築家というよりむしろ偉人と捉え敬意を表しながら、荘厳さで表現した。大領主の風体が与えられ、力強い顔、誇り高く高慢な眼差し、高い鼻、微笑みを浮かべているものの軽蔑するような口元が見られる。巻き毛の高い鬘や繊細に彫られたレースの襟飾りは見事な仕上げで、正に技術的快挙といえ、この人物の威厳を一層高めている。マンサールは、アーティストにとっては栄誉である、貴族に授けられるサン・ミッシェル騎士団十字架勲章を得意げにつけている。

胸像

彫刻家は明らかに、1698年に同じモデルの胸像(パリ、サント=ジュヌヴィーヴ図書館)を制作した師のコワズヴォに挑むが、特に、師のルイ14世の胸像(ウォーレス・コレクション)のイコノグラフィーを採用している。作品は好評で、翌年にはモデルの費用でブロンズ像が鋳造され、1704年のサロンに展示された。

出典

- REAU Louis, Une dynastie de sculpteurs au XVIIIe siècle : les Lemoyne, Paris, 1927, p. 23.

- BEYER Victor, BRESC Geneviève, La Sculpture française du XVIIe siècle au musée du Louvre, Bergame, 1977, n.p.

作品データ

  • ジャン=ルイ・ルモワーヌ

    《ジュール・アルドゥアン、通称アルドゥアン=マンサール、(1646—1708年)建築家、王室建築総監、絵画彫刻アカデミー保護者》

    1703年

    1703年アカデミー入会作品

  • 大理石

    高さ1.10m、幅0.86m、奥行き0.38m

  • 1773年アカデミー・コレクションから革命期接収、1817年ルーヴル美術館付与、1818年収蔵

    M.R. 2640

  • 彫刻

    リシュリュー翼
    地上階
    マルリーの中庭
    中庭

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作品の補足情報

裏、切断面: I. HARDOVIN MANSART COM. SAC/S REG AED PR. 1703 肩下左: I LO LEMOYNE FECIT