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《ナルニの橋》

© 1995 RMN / Hervé Lewandowski

絵画
フランス絵画

執筆:
Pomarède Vincent

自由闊達なタッチと画面構成が、ローマ近郊で描かれたこの作品の特徴である。コローは、1827年のサロンに、新古典主義的風景画の格調高き伝統にくみする、この作品と同じ場所を描いた絵画(オタワ、カナダ国立美術館)を出品している。

最初の印象

この作品は展示するのが目的ではなく、コローがそれに対して「忠実でなくてはならない」と語っていた「最初の印象」を留めるために油彩で描かれた下絵である。戸外で制作されたこの習作は、1826年の画家の最初のイタリア旅行の際に描かれたもので、1827年にパリのサロンに出品され、今日オタワの美術館に所蔵されている風景画の大作を描くために用いられた。ナルニは、イタリアの首都の北側にあるローマ平原に位置する主要な町である。「ある景観や田園風景を描いた絵が認められるためには、豊かな色彩と完璧な仕上げが求められる。」これが、ヴァランシエンヌやミシャロンといった画家によってすでに知られた土地の描写に取り組みながら、コローが従った教えの一つである。

アトリエで制作された作品

アトリエに戻ったコローは、公の場に向けた作品を制作した。こうしてこの作品の中には、最初に見た光景の印象と、美術学校が教える規範が交錯している。風景の「前」の切り立った斜面は美しいテラスへと姿を変え、そこでは伝統に則って描き込まれた羊飼いが、2本のかさ松からそう遠くないところにいる羊の群れを見張っている。このかさ松が描き込まれているおかげで、場面がローマ平原であることが分かる。

作品データ

  • ジャン=バティスト・カミーユ・コロー

    《ナルニの橋》

    1826年

  • 油彩、カンヴァスの上に貼り付けた紙

    縦34 cm、横48 cm

  • 1906年、エティエンヌ・モロー=ネラトンによる寄贈

    R.F. 1613

  • 絵画

    シュリー翼
    3階
    モロー=ネラトン・コレクション
    展示室949

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅
 
開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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