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作品 金箔を貼ったくるみ材の肘掛け椅子;肘掛け椅子2脚と椅子4脚のセット

工芸品部門 : 18世紀:新古典主義

金箔を貼ったくるみ材の肘掛け椅子;肘掛け椅子2脚と椅子4脚のセット

© 1987 RMN / Daniel Arnaudet

工芸品
18世紀:新古典主義

執筆:
Catherine Voirot

この肘掛け椅子は、タンプル宮殿のアルトワ伯のトルコ風小部屋のため、1777年に納入された家具一式の一部であった。当作品は異なる装飾様式をおりまぜている。肘掛けの支え木の役割をする豊穣の角、肘掛けには玉縁と縄模様、そして脚の上部に位置する四角には2重の新月模様(トルコの旗=新月旗)が、小部屋のトルコ風の装飾と反響しあうようになっている。最近新しくつくり直された上張りには、たいへん多くのひだ飾りがあるのに気付かれるであろうが、これはスルタンのテントを連想させるものである。

トルコ風小部屋

タンプル宮殿は、アルトワ伯のパリでの居城であり、1776年にイェルサレムの聖ヨハネ騎士団長に任命される、彼の息子、アングレーム公が未成年の間、使用していた。同居城のトルコ風小部屋は、窓が2つあり、隅がキャントになっており、壁は黄色、灰色、白のローマ風ランパ布で覆われ、23の新月飾りがそれを留めていた。

トルコ趣味

トルコ趣味の流行は、18世紀の一般的な東洋への熱狂のひとつの形である。1770年代にその流行は頂点に達したが、1780年代にも継続し、数々のトルコ風小部屋が ―特にヴェルサイユとフォンテーヌブローで― 造られた。家具だけでなく、他の装飾芸術の分野においても、このトルコ趣味の流行はあらわれている。セーヴルではトルコ人の人物像が描かれ、ゴブランではアメデー・ヴァン・ローが« トルコ衣装 »の下絵を制作した。

ジョルジュ・ジャコブ

この注文作品の制作以前にも、ジョルジュ・ジャコブの椅子は多く知られているが、この一式(1777年)が、彼が初めて王室に届けた作品なのである。1781年、彼は再びアルトワ伯に、トルコ風の指し物調度を届けることになるが、その時は、ヴェルサイユ宮殿の私室のためのものであった。

出典

- PALLOT B.G.B, Le Mobilier du Louvre, Dijon, Editions faton, 1993, t. II, pp.132-135.

作品データ

  • ジョルジュ・ジャコブ

    金箔を貼ったくるみ材の肘掛け椅子;肘掛け椅子2脚と椅子4脚のセット

    1776-1777年頃

    アルトワ伯のトルコ風小部屋、パリ、タンプル宮殿

    フランス、パリ

  • 金箔を貼ったくるみ材

    高さ94cm、幅70cm、奥行き76cm

  • 1965年、エヴァ・グルゴー男爵夫人の遺贈

    OA 9986, OA 9987, OA 9988, OA 9989, OA 9990, OA 9991, OA 9992

  • 工芸品

来館情報

ルーヴル美術館 パリ フランス
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開館時間
月・木・土・日:9時-18時
水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
 
 

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